「18歳とは思えない」 張本美和に惜敗、カットマン橋本帆乃香が脱帽 「何をやっても崩れない」明かした凄み【WTTチャンピオンズ横浜】
卓球のワールドテーブルテニス(WTT)チャンピオンズ横浜大会第2日は5日、横浜BUNTAIで行われた。世界ランキング13位の橋本帆乃香(デンソー)は、女子シングルス1回戦で、日本勢トップの同3位・張本美和(木下グループ)にフルゲームの末、惜敗した。あと一歩まで追い詰めながらも、最後は18歳の粘りに屈した。28歳のカットマンが試合後に語った張本の凄みとは――。

WTTチャンピオンズ横浜大会
卓球のワールドテーブルテニス(WTT)チャンピオンズ横浜大会第2日は5日、横浜BUNTAIで行われた。世界ランキング13位の橋本帆乃香(デンソー)は、女子シングルス1回戦で、日本勢トップの同3位・張本美和(木下グループ)にフルゲームの末、惜敗した。あと一歩まで追い詰めながらも、最後は18歳の粘りに屈した。28歳のカットマンが試合後に語った張本の凄みとは――。
試合後、橋本は悔しさをにじませた。同時に「18歳とは思えない」と肌で感じた張本の強さにも触れた。挙げたのは「対応力」と「修正力」だった。
「何をやっても、いろんなもので崩そうとしても、なかなか崩れてくれない。途中までミスをしていても、最後はしっかり返してくる。それで(結果的に)自分が先にミスをしてしまう。自分が途中までいい流れだったとしても、なぜか点数が取れなくなる瞬間がある。だんだん対応される。自分のこういう技術を出したら効いてるとか、この展開になったら点数が取れる、っていうものが、まったく無いのに等しい。本当に対応力がすばらしい選手だと思います」
試合は第1ゲームを落とした後、第2、第3ゲームを連取。巧みな技術と緩急で張本を惑わせ、第4ゲームも一時6-2とリードを奪った。しかし、そこから追い込まれた張本が修正力を発揮してきた。流れを引き戻され、第4ゲームは9-11で逆転を許した。第5ゲームは、3-3から1分を超える長いラリーを落とすなど流れをつかめず、5-11で敗れた。
橋本は「あそこ(第4ゲームの6-2)を取り切れないと、5ゲーム目に持っていってしまうと厳しいと感じていた」と勝負を分けたポイントを振り返った。第4ゲームを決め切れなかったことを悔やんだ。
張本対策として、引き出しを総動員した。「1つのラリーの中で、カットも変化をつけたり、ツッツキも変化をつけたり、攻撃の緩急も入れたりって、なんかもういろんなことをしないと点数が取れない」と戦った。できる限りの多彩な球質と緩急で変化で勝負。日本勢トップの世界ランク3位で第1シードの張本を苦しめた。
これで張本と国際大会での対戦成績は1勝4敗となった。もちろん敗戦の悔しさは残る。それでも、「悔しい負けですが、できることを全力でやりつくそうと考えていた。自分のできることはやった」。出し切った充実感ものぞかせた。
(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)
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