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那須川天心「ここで負けるようじゃ希望を持てない」 井上拓真とのリマッチで「KO」宣言 初戴冠へ覚悟

ボクシング興行「Prime Video Boxing 16」の公開記者会見が23日、東京・新宿シネシティ広場で行われ、WBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)と同級王者・井上拓真(大橋)が9月27日に江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで同級タイトルマッチを行うことを発表した。昨年11月の激闘から約10か月。那須川は「KOで完全決着」を宣言し、初戴冠に向けて覚悟を示した。戦績は27歳の那須川が8勝(3KO)1敗。30歳の井上が22勝(5KO)2敗。

公開記者会見に臨んだ井上拓真(左)と那須川天心【写真:澤田直人】
公開記者会見に臨んだ井上拓真(左)と那須川天心【写真:澤田直人】

9月27日にWBC世界バンタムタイトルマッチ

 ボクシング興行「Prime Video Boxing 16」の公開記者会見が23日、東京・新宿シネシティ広場で行われ、WBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)と同級王者・井上拓真(大橋)が9月27日に江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで同級タイトルマッチを行うことを発表した。昨年11月の激闘から約10か月。那須川は「KOで完全決着」を宣言し、初戴冠に向けて覚悟を示した。戦績は27歳の那須川が8勝(3KO)1敗。30歳の井上が22勝(5KO)2敗。

 神童が闘志を燃やした。会見は一般公開で行われ、那須川は黒の革ジャンにジーパンを合わせた姿で登場。集まったファンと交流後、引き締まった表情でステージに上がった。

 井上との再戦に向けて那須川は「あまり緊張感はない。舐めんじゃねぇよと。前回とは違うところを見せる」と口にした。

 前戦は元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)と激突。キックボクシング時代に指導を受けた葛西裕一トレーナーとタッグを組み、難敵を圧倒。初黒星からの再起戦で、9回TKO勝ちを収め、井上への挑戦権を獲得していた。

 井上に勝利すれば悲願の初戴冠となる。「ここで負けるようじゃ希望も持てなくなる。お客さんから見てもそう。同じ相手に2回も負けるようなら、応援の仕方も分からなくなる。そうしたら『エンタメ路線』に走らなきゃいけない」と退路を断つ覚悟で挑戦する。さらに「普通に勝つ勝ち方じゃダメ。しっかりとKOで完全決着をする。人の手に委ねるとボクシングはレフェリングが割れますから。自分らの拳で決着をつける」と意気込んだ。

 KO宣言をした那須川に対し、王者の井上は「ラッキーパンチはないので本当の実力勝負になる。相手に何もさせない。自分もKO勝ちは狙っていきたいですけど、まずは完封する。返り討ちにしたい」と力を込めた。

 那須川と井上は昨年11月に対戦。序盤は那須川が左オーバーハンドで井上の顔面を捉えるなど、優位に試合を進めた。しかし、中盤以降は拓真が的確なボディーや右ストレート、アッパーなどで支配。3-0(116-112×2、117-111)と大差の判定で拓真がベルトを手にした。キャリア初黒星を喫した那須川はリング上で正座し、ファンに向けて頭を下げて“謝罪”した。

 2人はそれぞれ、挑戦者決定戦と初防衛の激闘を経ての再戦となる。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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