「大吾ファンでいいのかな」 比嘉、親友・堤聖也の甥に感激 4戦連続の世界挑戦へ「必ず獲りに」
ボクシングのトリプル世界戦が20日、東京・両国国技館で行われる。19日は都内のホテルで出場選手たちが前日計量に臨んだ。メインイベントのWBA世界バンタム級(53.5キロ以下)王座決定12回戦に出場する同級2位・比嘉大吾(志成)、同級1位・増田陸(帝拳)がともに53.4キロで一発パスした。返り咲きを目指す比嘉と初戴冠を狙う増田の一戦が成立した。興行は「U-NEXT」で独占生配信。戦績は30歳の比嘉が21勝(19KO)3敗3分、28歳の増田が10勝(9KO)1敗。

WBA世界バンタム級王座決定戦で増田陸と激突
ボクシングのトリプル世界戦が20日、東京・両国国技館で行われる。19日は都内のホテルで出場選手たちが前日計量に臨んだ。メインイベントのWBA世界バンタム級(53.5キロ以下)王座決定12回戦に出場する同級2位・比嘉大吾(志成)、同級1位・増田陸(帝拳)がともに53.4キロで一発パスした。返り咲きを目指す比嘉と初戴冠を狙う増田の一戦が成立した。興行は「U-NEXT」で独占生配信。戦績は30歳の比嘉が21勝(19KO)3敗3分、28歳の増田が10勝(9KO)1敗。
異例となる4戦連続の世界挑戦をする比嘉は、計量台でクリアのアナウンスを聞いた。仕上がった体は、正面から背中の筋肉が見えるほど厚みが増している。フェースオフでは初戴冠を狙う増田と約10秒にらみ合い。終了の合図を聞くと、自ら手を差し出して握手を交わした。
「鋭い目をしていましたよ」
互いに勝負師の顔を見せた一方で、計量後には柔らかい笑顔ものぞかせた。高校時代からの親友で、WBA世界バンタム級休養王者の堤聖也(角海老宝石)について話が及ぶと「堤のお姉ちゃんの子どもが、堤ファンじゃなくて比嘉大吾ファンなんですよ」と明かす。10日ほど前に連絡があり、堤の甥から動画でエールをもらった。「『大吾頑張れ、エイエイオー』って。めちゃめちゃ可愛い」。堤とは世界王座を懸けて拳を交えたライバルでもあるが「大吾ファンでいいのかな。あの時、どっちを応援してたのかな」と笑って頭をかいた。

デビューから15戦連続KOの日本タイ記録を樹立した比嘉。17年5月にWBC世界フライ級王座を獲得するも、18年4月の3度目の防衛戦で計量失敗。王座を剥奪された。引退を考えリングを離れたが再起を誓い、拳を磨いた。3戦連続で世界戦に臨むも1敗2分であと一歩及ばず。4試合連続の世界挑戦で王座返り咲きを目指す。
「獲りに行きます。気合も入っている。今までの練習と気合でなるようになる」
飄々と冗談を交えながらも、覚悟は強く、目はベルトだけを真っすぐ捉えていた。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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