20日からマスターズGCレディース

　女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースが20日、兵庫・マスターズGC（6585ヤード、パー72）で開幕する。前週の富士通レディース優勝者で前年大会覇者でもある古江彩佳（富士通）は、ツアー史上初の2週連続同一大会連覇が懸かる。地元の兵庫県開催で「ジュニアの頃から応援に来てきた大会」といい、ホームを感じながら偉業達成を目指す。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

　今季から米女子ツアーを主戦場とする古江は、久しぶりの実家を楽しんでいた。前週は帰国した足で千葉県内のコースに入った。そして、16日にカッコよく連覇を飾ると、そのまま車移動。到着は17日朝になり、コース到着後は出場の手続きをして実家に帰ったという。

「雨も降っていたので、『神様がちゃんと休みなさい』と言っていると思い、すぐに実家に帰りました。母の手料理を食べられて良かったです」

　今大会も自宅から通い、「地元」を感じながらプレーすることになる。しかも、予選ラウンドのペアリングは、同学年の西村優菜と1学年下の山下美夢有になった。そろって関西出身でジュニア時代から仲のいい3人が、ツアーで同組になるのは初。古江は「わっ、関西弁が出るかも（笑）」と喜びつつも、偉業に向けては「あまり意識せず、自分のプレーに集中して毎日、アンダーで4日間回りたいです」と言うにとどめた。

　米女子ツアーで強さを増した22歳。今大会も優勝候補No.1だ。