女子ゴルフのコースで男性倒れ悲鳴、救護したのは岩井姉妹の母 実は元看護師…明愛も驚き「そんなことが」
女子ゴルフの日米ツアー共催大会・TOTOジャパンクラシック第2日が6日、茨城・太平洋C美野里C(6598ヤード、パー72)で開催された。冷たい雨が降った前日5日の初日とは打って変わって、気温22.6度の晴天。暑さも感じる中、コース上では男性が体調不良で倒れる事態が起きていた。

TOTOジャパンクラシック第2日
女子ゴルフの日米ツアー共催大会・TOTOジャパンクラシック第2日が6日、茨城・太平洋C美野里C(6598ヤード、パー72)で開催された。冷たい雨が降った前日5日の初日とは打って変わって、気温22.6度の晴天。暑さも感じる中、コース上では男性が体調不良で倒れる事態が起きていた。
3番パー3で最終組の山下美夢有、高橋彩華、岩井明愛がプレー中に悲鳴が上がった。そして、ギャラリーから「倒れた。倒れた。危ないよ」の声が上がり、即座に女性2人が「大丈夫ですか。話せますか」と声をかけた。
女性の1人は岩井の母で元看護師の恵美子さん。もう1人の女性は明愛ファンの一般ギャラリーで、かつて恵美子さんが勤務していた病院の看護師だった。その偶然も踏まえ、恵美子さんが状況を説明した。
「医療器具を持ち合わせてないので、危険な状態の場合にやれることは心臓マッサージでした。ただ、男性はちゃんと話せていたので楽な状態(姿勢)にすることを優先しました。その他は、『持病はありますか』と聞いたぐらいです。そこに年の離れた病院の後輩さんが、たまたまいたことにも驚きました。私が退職後に入られた方で面識はなかったのですが、とても心強かったです」(恵美子さん)
その後、男性は大会関係者とカートに乗ってクラブハウスへと向かった。

恵美子さんは、公務員だった夫の雄士さんとともに明愛と双子の妹・千怜、長男で今秋にプロテスト合格を果たした光太を育て上げた。現在は子どもたちのサポートに専念しているが、この日は元医療従事者の精神で男性を介抱したようだ。
アテスト後、恵美子さんの行動を知った明愛は「そんなことが…」と驚きを隠せなかったが、「やっぱり、元看護師なので自然と体が動いたんだと思います。自分たち(3きょうだい)も母がそういう知識と対応力を持っているので、心強く感じています」と実感を込めた。
プレーの面では15番パー4まで2バーディー、2ボギーだったが、16番パー3で20ヤードのチップインを決めてから3連続バーディーでフィニッシュ。首位で通算12アンダーの畑岡奈紗に3打差の5位につけ、優勝争いに踏みとどまった。
「特に18番でバーディーを決められたことが良かったです。明日も楽しくプレーして、ギャラリーの方を盛り上げていきたいです」
千怜は通算6アンダーで15位。家族と関係者でスクラムを組む「チーム岩井」で、残り2日も全力を尽くす。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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