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八村塁の前で31得点27リバウンド「NBAは夢じゃない」 米強豪大HCも熱視線、異色経歴の17歳――開志国際高・恒岡ケイマン

恒岡はオフェンスでもディフェンスでもリバウンドを獲得し続けた【(C)BLACK SAMURAI 2026】
恒岡はオフェンスでもディフェンスでもリバウンドを獲得し続けた【(C)BLACK SAMURAI 2026】

米屈指の強豪大ヘッドコーチから「本当にいいプレーヤー」と賛辞

 日本ではインサイドを任されていた選手も、米国に行くと身長が相対的に低くなり、ガードなどにコンバートされるケースも少なくない。しかし恒岡の場合は「逆でした」。留学生もいる開志国際高では、スリーポイントやドライブからのジャンプショットなど、外からのプレーが主軸。一方米国では、チーム身長が高くなかったこともあり、4番(PF)、5番(C)が主戦場だった。

 マークする相手は自分よりも身長が高く、フィジカルの強い選手ばかり。それでも幼い頃から磨いてきたフットワークを武器に泥臭く戦い続けた。「フィッシャーさんからも、オールラウンドにプレーできて、インサイドも中心でやってくれる、と認められていた」。本場で鍛えられたゴール下の強さは、テレビ朝日系地上波でも生放送されたこの日も遺憾なく発揮された。

 そんな恒岡に熱視線を送っていた人物がいる。八村をゴンザガ大時代に指導し、現在は米屈指の強豪アリゾナ大でヘッドコーチを務めるトミー・ロイド氏だ。スペシャルゲストとしてベンチ入りしていたロイド氏から「本当にいいプレーヤー。君のおかげでこういう楽しい試合ができた」と褒められた。連絡先も交換済。恒岡は「ロイドさんとの関係も深くなったので本当によかったと思う」と喜ぶ。

「NBAは本当に夢じゃないし、絶対に行けるという自信もついた。まだまだ足りていないところもあったが、日本のトップ選手の中でも自分の強みを表現できた」

 確かな自信とともに、コネクションも手に入れた17歳。13日にインドで開幕したFIBA U18アジアカップ2026でも日の丸を背負う。日本の初戦は14日のインド戦。夢であり、夢じゃないNBAに向かって、まずはアジアでその存在を証明する。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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