[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

バスケ育成×通信制高校の“安心感” 競技と学業を両立、16歳がたどり着いた「贅沢な生活」

高橋秀成(中央)が2人の兄と写った1枚。左が大阪エヴェッサ所属の兄・快成【写真:本人提供】
高橋秀成(中央)が2人の兄と写った1枚。左が大阪エヴェッサ所属の兄・快成【写真:本人提供】

目指すは「国際舞台で活躍できる選手」

 6月末から7月頭にトルコで行われた「FIBA U17ワールドカップ」。高橋は昨年のアジアカップに続く日本代表入りを目指したが、残念ながら最終選考で落選した。選考合宿の直前に負傷する不運にも見舞われたが、理由はおそらくそこではないと高橋は考えている。

「代表のコーチには『ポイントガードとして状況に合ったプレーの判断がまだまだ』と言われ、『そこがついてきたら今後もチャンスがある』と言われました。シュートだけでなく仲間を使っていけるような選手にならないといけないと思い、それからはよりゲームメークを意識して練習するようになりました」

 7月5日に行われた「U18日清食品ブロックリーグ参入戦」は、この練習の成果を試す絶好の機会となったが、今夏のインターハイに神奈川県代表として出場する東海大学付属相模高に大敗。高橋自身も鋭いアタックからの得点や高確率の3ポイントシュートでこそ違いを見せたが、ポイントガードとしては「コントロール力が足りなかった。実力・経験のなさが出たと思います」と語るように、課題の残る試合となった。

 ただ、肩を落としている暇はない。高橋はトップチームの練習に帯同することが7月13日に発表され、U18入団時から目標としていた「トップチームのロスター入り」がいよいよ現実味を帯びてきた。6歳上の兄・快成(大阪エヴェッサ)の背中を見て育ってきた高橋は、プロバスケットボール選手のシビアな世界をなんとなく肌で感じている。「今以上の力をつけていかないとプロの世界では生きていけない」と気を引き締め、今は「国際舞台で活躍できる選手」とさらに先の世界を見据えている。

 バスケと学業、両面で最大限の力を発揮できる環境は整った。その中でどれだけ持てる力を発揮し、さらに伸ばしていけるか。これからの高橋の成長が楽しみだ。

■高橋秀成 / Shusei Takahashi

 2009年11月6日生まれ、神奈川県出身。U15 川崎ブレイブサンダースからU18に昇格し、2025年の「FIBA U16アジアカップ」ではU16日本代表として全6試合に出場し、4位の好成績に貢献した。26年の「FIBA U17ワールドカップ」での日本代表入りは逃したが、7月13日には川崎でトップチームのワークアウトに参加することが決定。ポジションはポイントガード、身長は176センチ。兄は大阪エヴェッサ所属の高橋快成。

(青木 美帆 / Miho Aoki)

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
ABEMA'
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集