大会直前に驚きのU16代表入り “無名”ユース選手の運命を変えた「ギラギラした」バスケへの姿勢
合宿や遠征の間に進む授業とテスト…一人の高校生としての苦労
バスケットボール選手として充実した日々を送っていた高橋だが、高校生としての生活は苦労の連続だった。
練習場へのアクセスのしやすさなどを鑑みて進学した公立高校に入学した当初から、内藤や高橋の両親は、「ユースの活動での欠席を公欠と認めてほしい」「授業やテストが受けられない時は追試や補習を受けさせてほしい」といった要望を学校側に伝えていた。これに対して学校側も、ユースでプレーする高橋の状況を理解したうえで最適な形を模索。しかし、学校外での活動についてはサポートしきれない部分も多く、結果的に代表の試合は公欠になったものの、代表合宿やユース活動は欠席扱いになることがあった。
合宿や遠征の間にも授業は進んでいき、テストを受けられない時もあった。欠席日数と課題のプリントばかりが積み重なっていき、1年生の全日程のうち、学校に登校できたのは約半分ほどだった。(後編へ続く)
■高橋秀成 / Shusei Takahashi
2009年11月6日生まれ、神奈川県出身。U15 川崎ブレイブサンダースからU18に昇格し、2025年の「FIBA U16アジアカップ」ではU16日本代表として全6試合に出場し、4位の好成績に貢献した。26年の「FIBA U17ワールドカップ」での日本代表入りは逃したが、7月13日には川崎でトップチームのワークアウトに参加することが決定。ポジションはポイントガード、身長は176センチ。兄は大阪エヴェッサ所属の高橋快成。
(青木 美帆 / Miho Aoki)
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