[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

コラムの記事一覧

  • 「3人プロを出し97人犠牲」では意味がない 高校サッカーの“見落とし”にドイツ人指導者が警鐘

    2023.06.16

    サッカー・Jリーグで横浜フリューゲルスや浦和レッズなど、4クラブの監督を務めたゲルト・エンゲルス氏は、1993年のプロ化以降、日本サッカーの急速な発展を当事者として見続けてきたドイツ人指導者だ。しかも初来日した当初は滝川第二高校サッカー部のコーチを務め、近年は女子サッカーの強豪INAC神戸レオネッサを率いるなど、Jリーグ以外の日本サッカーの姿も熟知している。

  • 新スタジアム誕生で30年の歴史に幕 「老朽化は否めない」広島ビッグアーチに抱く複雑な心情

    2023.06.14

    サッカー・Jリーグは今年、開幕30周年を迎えた。国内初のプロサッカーリーグとして発足、数々の名勝負やスター選手を生み出しながら成長し、1993年に10クラブでスタートしたリーグは、今や3部制となり41都道府県の60クラブが参加するまでになった。この30年で日本サッカーのレベルが向上したのはもちろん、「Jリーグ百年構想」の理念の下に各クラブが地域密着を実現。ホームタウンの住民・行政・企業が三位一体となり、これまでプロスポーツが存在しなかった地域の風景も確実に変えてきた。

  • 女子ゴルフ完全V岩井千怜、驚異のメンタルを62歳コーチが解説「中3の時、タイで経験したこと大きい」

    2023.06.12

    女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス(兵庫・六甲国際GC)は11日、20歳の岩井千怜(Honda)の優勝で幕を閉じた。大会記録となる通算23アンダーをマークし、今季2勝目&ツアー通算4勝目。2位に5打差をつけ、初日から首位を譲らない完全優勝となった。大会後、千怜と双子の姉・明愛(Honda)は既に出場権を手にしていた7月の全米女子オープンに続き、8月のAIG全英女子オープンの出場権も獲得。埼玉・毛呂山町の練習場リンクスゴルフクラブで朗報を知った2人のコーチ・62歳の永井哲二さんは「もう、すごすぎて僕の気持ちが追いつきません」と笑いつつ、千怜のメンタルが強くなったきっかけなどを明かした。(取材・文=柳田通斉)

  • 「どうして日本なの?」と言われて初来日 ドイツ人の元J監督、32年後のW杯で母国撃破に感慨

    2023.06.12

    サッカー・Jリーグで横浜フリューゲルスや浦和レッズなど、4クラブの監督を務めたゲルト・エンゲルス氏は、1993年のプロ化以降、日本サッカーの急速な発展を当事者として見続けてきたドイツ人指導者だ。しかも初来日した当初は滝川第二高校サッカー部のコーチを務め、近年は女子サッカーの強豪INAC神戸レオネッサを率いるなど、Jリーグ以外の日本サッカーの姿も熟知している。

  • 岩井千怜「楽しませたい」の原点は父の言葉 「まずは自分が楽しみなさい」が生んだ記録的完全V

    2023.06.12

    女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス最終日が11日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われた。2位に5打差で出た20歳・岩井千怜(Honda)が5バーディー、1ボギーの68で回り、大会記録の通算23アンダーで1か月ぶりの今季2勝目&ツアー通算4勝目。5打差のまま逃げ切り、初日から首位を譲らない完全優勝を果たした。大会中は「ファンを楽しませたい」と繰り返し口にした新女王。その意識の原点は両親の教えだった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 広島中心部に現れる“サッカー専用”新スタジアム 構想20年、「常時満員」へ米国流から得たヒント

    2023.06.11

    サッカー・Jリーグは今年、開幕30周年を迎えた。国内初のプロサッカーリーグとして発足、数々の名勝負やスター選手を生み出しながら成長し、1993年に10クラブでスタートしたリーグは、今や3部制となり41都道府県の60クラブが参加するまでになった。この30年で日本サッカーのレベルが向上したのはもちろん、「Jリーグ百年構想」の理念の下に各クラブが地域密着を実現。ホームタウンの住民・行政・企業が三位一体となり、これまでプロスポーツが存在しなかった地域の風景も確実に変えてきた。

  • 渡邉拓馬氏が「東北『夢』応援」最後のイベントで伝えた言葉 「何事も楽しもう」

    2023.06.10

    三陸海岸の港町、宮城県気仙沼で少しだけ遅い“卒業式”が開催された。5月21日、ケー・ウエーブこと気仙沼市総合体育館で行われたのは「東北『夢』応援プログラム」の成果発表イベント。バスケットボール元日本代表・渡邉拓馬氏が昨秋から約半年間、オンラインで遠隔指導してきた気仙沼バスケットボール少年団の子どもたちの成長を直接その目に焼き付けた。

  • 「親の暴力に耐えれず…」 17歳で家出、少年院にいたボクサー力石政法の決意「絶対、世界一に」

    2023.06.10

    ボクシングの元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がファウンダーとして主催する「3150FIGHT SURVIVAL vol.5」と「同vol.6」が10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で同日開催される。vol.6のメインイベントでは、WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者・力石政法(まさのり・緑)が登場。134ポンド(約60.78キロ)契約ノンタイトル10回戦で元世界2位リカルド・ヌニェス(パナマ)と対戦する。

  • 南ア撃破の地に「雰囲気が似ている」 ラグビー大野均、日本代表のW杯8強突破を確信する理由

    2023.06.06

    ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会開幕まで100日となった5月31日、東京・南麻布のフランス大使館で、元日本代表LO(ロック)大野均さんの「フランス観光親善大使」任命式が行われた。初めて出場したW杯が、今年と同じフランスが舞台だった2007年大会、昨秋もフランス観光開発機構の招きでW杯開催地を中心に同国を巡るなど縁があることも手伝い、スポーツ選手では異例の観光親善大使に指名された。就任式の席で、日本最多の代表98キャップを誇るレジェンドは、W杯へ向けて6月12日から強化合宿に臨む日本代表の今、そして8強突破というミッション達成のためにいかに戦うかを熱く語った。(取材・文=吉田 宏)

  • 「自分がされて嫌なことはしたくない」 2冠田中希実、余裕の優勝を許さない「正々堂々」の精神

    2023.06.05

    8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権最終日が4日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子5000メートル決勝では、23歳・田中希実(New Balance)が15分10秒63で2連覇。14年ぶりに4連覇した2日の1500メートルと合わせ、史上初となる両種目での2年連続2冠を達成した。勝負を仕掛けるか迷ったレース中盤。不安を打ち消しながら攻めたことが、世界のメダル争いを想定できるほどの自信に繋がった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 史上No.1の日本一決定戦で3位躍進 スタート直前、24歳田中佑美は微笑んだ「結果は考えず…」

    2023.06.04

    8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が3日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子100メートル障害決勝では、24歳の田中佑美(富士通)が12秒96(向かい風1.2メートル)で3位。陸上界が盛り上がった史上最もハイレベルの争いで実力を出し、世陸行きに前進した。躍進の裏ではメンタルコントロールの上手さが光っていた。

  • 加齢による体の変化さえ「楽しく思う」 31歳五輪スプリンター・飯塚翔太の苦悩をプラスする方法

    2023.06.04

    8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権は、大阪・ヤンマースタジアム長居で開催中。2日の男子200メートル決勝では、2016年リオ五輪4×100メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(ミズノ)が20秒84(向かい風0.2メートル)で5位だった。今月25日で32歳になるベテラン。加齢による体の変化までも楽しみ、長い競技生活をポジティブに過ごしていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 「戸惑う暇があるなら世界を目指せ」 田中希実が自分に喝、ぶっちぎりV4の要因は「心の安定」

    2023.06.03

    8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が2日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1500メートル決勝では、3連覇中の23歳・田中希実(New Balance)が4分8秒29で優勝。この種目では14年ぶりの4連覇を達成した。世陸行きは決められなかったが、「心の安定」を手にぶっちぎり。「戸惑う暇があるなら世界を目指すべき」と前向きに臨んでいた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • WBC優勝の裏にあった栗山監督の苦悩 「迷惑かけた」選手たちに何度でも言う「ありがとうな!」

    2023.06.03

    3月に開催された野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」を3大会ぶり3度目の世界一に導いた栗山英樹監督が2日、都内のホテルで監督退任記者会見に出席した。5月31日付けで契約満了となり退任。次期監督については未定。最後まで選手への感謝を忘れなかった62歳。会見では、監督業の苦悩の一端を明かすとともに、先人の言葉の重要性にも触れていた。(文=THE ANSWER編集部・宮内宏哉)

  • 三笘薫と久保建英に共通する資質とは? 敗北を許さぬ言動、スター性の裏にある不屈の精神

    2023.06.02

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は現在の日本サッカーのシンボルとも言える2人の選手を例に、世界を舞台に戦う上で持つべき内面の強さについて持論を展開した。

  • 「日本全体のレベルを上げたい」 発熱でも2連覇、31歳になったやり投げ・ディーン元気の役割

    2023.06.02

    8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権が1日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕した。男子やり投げ決勝では、31歳のディーン元気(ミズノ)が82メートル65で2年連続3度目の優勝。発熱を抱えたが、ベテランの対応力で80メートル超えを連発した。長くはない残りのやり投げ人生で日本のレベルアップを図る。

  • 「殻を破るのも世界への布石」 14年ぶりV4へ、陸上・田中希実が順位より重視したいもの

    2023.06.02

    8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権が1日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕した。女子1500メートル予選では、4連覇の懸かる23歳の田中希実(New Balance)が4分15秒19の1組1着、全体トップで予選突破。国内レースでも「世界」を意識した。五輪入賞の快挙を達成した記憶が重圧になっていたが、解放されて内容を重視できるようになった。2日の決勝で世陸切符を狙う。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 陸上日本選手権で魂の大逃げ 「走る監督」37歳上野裕一郎、教え子に贈る言葉なき叱咤激励

    2023.06.02

    8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権が1日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕した。男子5000メートル決勝では、37歳・上野裕一郎(セントポールクラブ)が14分00秒20で25位。立教大陸上競技部の男子駅伝チームを率いる現役監督は、3000メートルまで先頭を走るなど激走した。必死で大逃げに挑戦した姿には、教え子たちへの叱咤激励が詰まっていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

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