ドラ1捕手・渡部海の原点「この世にスポーツは野球しかないよ」 1歳で指差した「いちろー」 父の過酷な4年4か月

週明けは始発で仕事に…ゾッとする4年4か月
渡部が本格的に野球を始めたのは小学1年生のころ。地元のクラブ「大阪ゴールデンファイヤー」で白球を追った。大学まで野球をしていた達人さんもコーチとして指導に加わった。
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「私自身がやって良かったなということを息子に教えていました。何よりも、本人が野球が大好きで、嫌いにならないようにすることを一番に心掛けていました」
母・千尋さんも高校時代にマネージャーを務めた経験があり、日々の生活から息子の挑戦を後押しした。家族に見守られながら、渡部は毎日バットを振り続けた。
しかし、ほどなくして達人さんの東京への転勤が決まった。
「単身赴任で、土日は大阪に帰ってコーチをしていました。月曜日の朝、真っ暗な時に始発で家を出て。30歳過ぎの時ですが、このサイクルを4年4か月くらい。今考えるとゾッとしますよ」。振り返れば過酷な日々だったが“指導しすぎない”距離感がプラスになったと感じている。
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