孫22人の85歳おじいちゃん、職場同僚、日本代表まで…世代を越えて国立走る「リレフェス」に感じた意義
日本陸連が主催するリレーイベント「みんなでつなごう リレーフェスティバル」が10、11日にMUFGスタジアム(国立競技場)で行われた。子どもから大人、さらには世界で戦うトップアスリートが集った同イベント。それぞれの思いを胸にトラックを駆けた出場者たちに、「走ること」の意義を感じた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)

「THE ANSWER 陸上PLUS|COLUMN」 みんなでつなごう リレーフェスティバル
日本陸連が主催するリレーイベント「みんなでつなごう リレーフェスティバル」が10、11日にMUFGスタジアム(国立競技場)で行われた。子どもから大人、さらには世界で戦うトップアスリートが集った同イベント。それぞれの思いを胸にトラックを駆けた出場者たちに、「走ること」の意義を感じた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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スポーツの秋。心地良い晴天に恵まれた2日間、国立競技場には、ちびっこから高齢者まで、爽やかな笑顔と歓声があふれていた。
「みんなでつなごう リレーフェスティバル(通称リレフェス)」は五輪や世界陸上が行われた国立競技場を舞台に、みんなと走れる楽しさを味わうリレーを約20種目で実施。「仮装リレー」「ゆるキャラリレー」「一生青春 (アオハル) 部活対抗リレー」などユニークな種目が並ぶ。誰でも気軽に参加し、バトンをつなぐ喜びを共有できることが魅力だ。
10日に行われた「200歳以上リレー」で注目を集めたのは「加齢なる一族!」。合計200歳以上の4人で競うリレーで、合わせて348歳、平均87歳の4人で挑んだ。近所の友人も含めて参加。3人が車いすに乗り、伴走者に押されながら風を切って疾走した。アンカーを務めた鈴木満明さん(85歳)は自分の脚で走り、8人の孫たちと一緒にゴールラインを駆け抜けると、スタンドからは惜しみない拍手が降り注いだ。

鈴木さんは総勢22人の孫がいて、この日駆け付けた孫たちと走った。「一度出ると爽快ですよ。普段は客席から見ることはあっても、トラックから客席を見る機会なんてない。しかも実際に走れる!」と興奮気味に振り返り、「素晴らしい企画を作ってくれた主催者や関係者に感謝しています」と言葉に実感を込めた。
3走を務めた湊利子さんは御年96歳。以前は習い事や集まりに参加し、ダンスや水泳など積極的に運動していたが、年齢を重ねるうちにその機会も失われていったという。「今は自宅で寝たり起きたり。こうやって表に連れ出す機会をもらってありがたいです」と笑顔で感謝を口にする。
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