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飛距離235ヤード!14歳アマ木下陽菜子、プロの壁初経験も「良かったです」 岩井ツインズ“妹弟子”の広がる可能性

国内女子ゴルフツアーの富士通レディース第2日が16日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。59位で出たアマチュアの木下陽菜子(三重・津市立久居中3年)は、4バーディー、5ボギーの73で回って通算2オーバー。70位で予選落ちした。今夏の日本ジュニアゴルフ選手権Presented by Sky女子12~14歳の部優勝者で、今大会は主催者推薦予選会を突破してツアー初出場。岩井明愛、千怜のツインズの“妹弟子”にあたる木下は「プロとの力の差」を実感しつつ、「良かったです」と目を輝かせた。

10番パー5で第1打を放った直後の木下陽菜子【写真:柳田通斉】
10番パー5で第1打を放った直後の木下陽菜子【写真:柳田通斉】

富士通レディース第2日

 国内女子ゴルフツアーの富士通レディース第2日が16日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。59位で出たアマチュアの木下陽菜子(三重・津市立久居中3年)は、4バーディー、5ボギーの73で回って通算2オーバー。70位で予選落ちした。今夏の日本ジュニアゴルフ選手権Presented by Sky女子12~14歳の部優勝者で、今大会は主催者推薦予選会を突破してツアー初出場。岩井明愛、千怜のツインズの“妹弟子”にあたる木下は「プロとの力の差」を実感しつつ、「良かったです」と目を輝かせた。

 アテストを終えた木下は、開口一番「良かったです」と言った。予選通過には3打届かなかったが、充実感あふれる表情で続けた。

「緊張は少ししました。プロの人たちはみんな深いラフでもグリーンを狙っていました。自分は全然対応できなくて刻んだりしてたんですけど、そこを見習っていきたいなと」

 無理もない。まだ細身でパワーをつけるのはこれからだ。だが、2日間のドライバー平均飛距離は235.75ヤードで、この日も同組の吉崎マーサ、神谷桃歌より前にボールを運ぶ場面が何度もあった。

「永井(哲二)コーチのおかげで飛ぶようになってきました」

 三重県で生まれ育った木下は5歳でゴルフを始めた。ゴルフが趣味の父親と練習場に行ったのがきっかけだった。そこから練習を重ね、ジュニア大会で好成績を残した。そして、中学1年で埼玉・武蔵CC 豊岡Cで開催された日本ジュニア選手権女子12~14歳の部に出場して3位に入った。

 実はこの大会前、木下は同コースに程近い埼玉・毛呂山町の練習場・リンクスゴルフクラブを訪ねた。「大好きな岩井姉妹を育てたコーチに教えてもらいたい」ことが理由だった。

 対応した永井コーチは驚きつつも、テークバックがインに引きすぎている点を指摘。クラブヘッドが上から入るように軌道を修正した。それがフィットして本番でも好結果を出した。その日を境に関東遠征の時などにレッスンを受けるようになり、今夏には岩井姉妹とも対面できたという。

「永井コーチに教わるようになってスイングがコンパクトになって、荒れていた球が飛んで安定してきました。苦手だったティフトン芝からアプローチも、開かずにヘッドを立てて打つ方法を教わって対応できるようになりました」

 結果は予選落ちだったが、収穫は大。今後の目標は「春の中学生全国大会の優勝とナショナルチーム入り」で、高校3年秋に受験するプロテスト一発合格も目指している。永井氏も「彼女の良さは度胸がいいところ。全てのクラブをしっかりと振り切れるので曲がりも少ないんです」と期待している。

 可能性に満ちた14歳は、今大会で感じた手応えと課題を成長への糧にする。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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