箱根予選会に現れた“謎”の武蔵野学院大はなぜ伸びた? 中間速報で圏外→12位…信じた昭和スタイル「距離は嘘をつかない」
SNSでは驚きの声が続出した。「急に出てきて謎すぎる」。来年1月2、3日に行われる箱根駅伝の予選会が17日、東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21.0975キロ)のコースで行われ、武蔵野学院大が12位に入った。前年の26位からの爆上げ。ただ、そこには明確な理由があった。

「THE ANSWER 陸上PLUS|INSIGHT」 箱根駅伝予選会
SNSでは驚きの声が続出した。「急に出てきて謎すぎる」。来年1月2、3日に行われる箱根駅伝の予選会が17日、東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21.0975キロ)のコースで行われ、武蔵野学院大が12位に入った。前年の26位からの爆上げ。ただ、そこには明確な理由があった。
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静寂と落胆に包まれるはずの“落選”アナウンスで、大歓声が沸き起こった。「12位 武蔵野学院大学」との発表が響き渡ると、武蔵野学院大の選手たちは「よっしゃー」とガッツポーズし、歓喜にわいた。もちろん正月の本大会に進めるのは10位まで。11位以降の大学は悲痛な表情に包まれることが多いが、異例の光景が広がった。その後、坂田和監督は胴上げまでされた。
留学生のビニアム・テスファイゼラツィオン(4年)が1時間0分59秒の個人3位に入り、日本人エースの佐野颯人(4年)も同16位となる1時間2分39秒とタイムを稼いだ。上位10人の合計タイムは10時間43分54秒で、予選通過ラインの10位・法大との差は3分46秒だったが、1年前の26位からは大幅躍進。これまでの最高成績だった2年前の20位を大きく更新した。
坂田監督は「目標は15位だった。選手たちが100%の最高の走りをしてくれた」と称えた。SNSでもファンから「急に出てきて謎すぎる」「今大会、最大のサプライズ」などの書き込みが続出した。
ファンにとって驚きが大きかった背景には、テレビ中継上の事情もあった。15キロ、18キロ地点の順位の超速報画面では、武蔵野学院大の名前は上位20校になし。しかし、実際の通過順位は15キロが18位、18キロが14位だった。最初の速報時点では、武蔵野学院大は10人目の選手が、その地点を通過しておらず、チーム順位が反映できなかったためだ。結果として中継では一時的に名前が消えたタイミングがあった。それゆえ、中継を見ていたファンは、想定外の急浮上と感じた人もおり、サプライス感が増幅させた。
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