大学駅伝で異例の編入→箱根2区で区間新、プロ決断 独自のキャリア設計も「迷いはありませんでした」――北海道マラソン・吉田響
初マラソン前よりも練習の質が格段にアップ
――マラソン練習の定番である40km走は、大阪マラソン前はやりませんでした。今回もやっていないのですか?
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「はい。今回も40km走はしていません。基本的な練習の組み方は大阪前と一緒ですが、コーチは2割増しの内容でできている、と言っています。サンベルクスのケニア人2選手と競り合うことで、1人ではできないスピードの質が高い練習をさせてもらいました。チームと一緒のスタミナ練習ではみんなと同じペースで走り、途中で切り換えるメニューを行っています。大阪マラソン前と比べて余裕度が大きくなっていて、北海道マラソンのレースペースに切り換えた後、長い距離をそのペースで押して行けるようになっています」
――その練習ができている要因は何だと考えていますか。
「これまでの積み重ねや大阪マラソンの反省からですが、スポンサーの支援やファンの方の応援の力も大きいと感じています。最近の練習はレースに近いくらいのタイムでできて、その分疲労も大きいので、負荷の大きいポイント練習の入れ方を工夫しています。その時に味方になってくれるのがグリコのパワープロダクション シリーズであり、ファイテンのパワーテープです。パワープロダクションは体調の回復や、睡眠の質向上に役立っています。パワーテープは先ほどお話ししたように、動きにくいと感じたところに貼ることで、綺麗なフォームで走ることができます。結果として別の部位の疲労も取れたりするんです。寝る前に鼻に貼ることで鼻孔が広がって、感染症の予防にもなります。それらのおかげでポイント練習の質が1つ上のステージに上がりました。ファンの方たちの声援、応援も、大阪マラソンで失敗した後には助けられましたね。落ち込んでいる暇はないと自分でもすぐに立ち直りましたが、『響ならできる』『響ならやり遂げてくれると信じている』などの声が届くと、期待に応えなきゃ、と思います。モチベーションが上がりました」
――そういった支援、応援を受けると挑戦ができると以前話していました。北海道マラソンで挑戦することは?
「2時間10分13秒(アンベッセ・トロッサ=エチオピア。1998年)の大会記録を破って優勝することです。MGC出場と優勝を確実に達成したい。タイムだけ見ればそこまですごくはありませんが、北海道で優勝した選手はその後の大会でも結果を出していますから、価値はあると思います。ペースの上げ方で、見ている人を驚かせられたらいいですね」
(寺田 辰朗 / Tatsuo Terada)
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