1年生で“歴代最強留学生超え”の衝撃 早大・新妻遼己はこんな人…意外な原点、一番のライバルは双子の弟「陸上だけは勝てた」

「下へ下へと根を伸ばせ」胸に刻む教え
新妻には大切にしている言葉がある。
「花が咲かない時期は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」
全国高校総体(インターハイ)で5000メートル優勝などの実績を残した西脇工(兵庫)時代に恩師たちから教わった言葉だ。今も心に深く刻まれている。
下へ下へと根を伸ばす――。それを早大入学後も強く意識し、秋の飛躍につなげた。
新しい環境への慣れも必要だった。そして本田桜二郎、増子陽太ら同期はもちろん、工藤慎作(4年)、山口竣平(3年)、鈴木琉胤(2年)らハイレベルなメンバーの中でもまれ、焦りもあった。
特に6月の「GINZA MILE」では、1マイル(約1.61キロ)で4分11秒30の29位。納得できない結果だったが、現在地を受けとめ、根を伸ばす時期と捉えた。「もう一度、1から練習しよう。うまく切り替えました」。当たり前のことをコツコツと積み重ねることを意識してきた。
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