最後のインカレで涙「弱さが…」 フォロワー3.3万人の棒高跳び女王、敗れてなお称えた“憧れのライバル”――日体大・小林美月
高め合えるライバルと、また強くなる。大会最終日の女子棒高跳び、小林美月(日体大4年)は4メートル15で2位。最後の大舞台で優勝を逃し、悔し涙を流した。競技後は、一騎打ちを繰り広げた村田蒼空(筑波大4年)を称えた。世界を見据え、更なる飛躍を誓った。

「THE ANSWER 陸上PLUS|STORY」 日本インカレ・日産スタジアム(9/5-7)
高め合えるライバルと、また強くなる。大会最終日の女子棒高跳び、小林美月(日体大4年)は4メートル15で2位。最後の大舞台で優勝を逃し、悔し涙を流した。競技後は、一騎打ちを繰り広げた村田蒼空(筑波大4年)を称えた。世界を見据え、更なる飛躍を誓った。
雨の中での頂上決戦。4メートル20を2度失敗した小林は、村田が同じく2回目で成功させると勝負に出た。バーの高さを4メートル25へ。勢いよく助走し、思い切って踏み切るも越えられず。4メートル20を2回目で成功させていた村田の優勝が決まった。スタンドにお辞儀をして気丈に振る舞ったが、目には涙が浮かんでいた。
「優勝を狙っていたので、悔しい。雨のわりには動けていたと思うけど、勝負所でピークを合わせられなかったので、自分の弱さが目立った試合だったと思います」。競技後の取材では冷静に敗因を分析した。
明星学園高(東京)3年時にインターハイ、日体大2年時に日本インカレを制し、昨年は日本選手権でも初優勝を果たした。インスタグラムのフォロワーは3.3万人。実力・人気を兼ね備え、中高生からもDMでアドバイスを求められるなど、憧れの存在となっている。

高校、大学、そして一般とタイトルを獲得。その活躍には、村田の存在も大きい。悔しさを抱えながらも、ともに高みを目指してきた同学年のライバルに、最大のリスペクトを送った。
「やっぱりさすがだなって。高校の時は上の存在だったので、まだ憧れの存在でもあるし、これからも一緒に高め合ってやっていきたいです」
目指すは世界だ。今後も日体大を拠点に、コーチで父の史明さんのもとで競技を続けていく。
「(自己ベストの)4メートル31では、世界で通用しない。もっと上を目指してやっていきたい。(腰の怪我から)だんだん調子が上がってきたところ。やっと自分らしい跳躍になってきたので、ここからですかね」
今より高く跳ぶために、一つずつ積み上げていく。
(THE ANSWER編集部)
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