原因不明の腰痛…ベッドで目覚め「あ、今日も痛いわ」 空白の336日を越えたハードル女王、涙の第一歩――立命大・瀧野未来

苦境を救った名伯楽の教え「桐生だってずっと苦しい中で…」
どん底の苦境を支えたのは、名伯楽の教えだった。国民スポーツ大会の京都チーム合宿で行われたミーティングでのこと。洛南高・柴田博之監督が言った。
「これから競技を続けていく上で、苦しいことはいくらでもある。もう辞めたいって思うぐらいしんどいこともあるかもしれない。でも、一番しんどい時に辞めたらダメだ。
一番辛い時期に諦めたり、努力を怠たったりすれば絶対に後悔する。その挫折を乗り越えた先に『あの時しんどかったよな』と話せるようにしなさい」
その日は奇しくも、柴田監督の教え子・桐生祥秀が富士北麓ワールドトライアルで8年ぶりの100メートル9秒台となる9秒99を叩き出した、2025年8月3日だった。
「桐生だってずっと苦しい中で頑張り続けて結果を出した。復活だと世間は決めつけるが、本当はそうじゃない。ずっと頑張ってきたから、9秒台を出すことができたんだ」
その言葉が強く心に焼き付いた。
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)









