「見向きもされなかった時代から…」 10年で変わった日本バスケの景色、迎えるBリーグ変革の時
バスケットボールのBリーグは1日、2026-27シーズンの開幕に向けたティップオフ会見とセレモニーを都内で開催した。11年目の今季は「B.革新」として、新たなリーグ構造に生まれ変わる。大きな転換期を迎えるにあたり、初年度からプレーを続けるベテラン勢に日本バスケの変化と今後の展望について聞いた。

りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 SEASON TIPOFF CONFERENCE/CEREMONY
バスケットボールのBリーグは1日、2026-27シーズンの開幕に向けたティップオフ会見とセレモニーを都内で開催した。11年目の今季は「B.革新」として、新たなリーグ構造に生まれ変わる。大きな転換期を迎えるにあたり、初年度からプレーを続けるベテラン勢に日本バスケの変化と今後の展望について聞いた。
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東京タワーが背後にそびえる増上寺で行われたティップオフセレモニー。新たなリーグ構造となったBプレミア、Bワン、Bネクストの全55クラブから代表選手が集い、新シーズンの成功を祈願した。前身の東芝時代から川崎一筋16年目となる38歳の篠山竜青は「東京のど真ん中のこんなところでこんなことができるなんて、本当にリーグの成長を感じました」と感慨深げに口にした。
2016年に日本3番目のプロスポーツリーグとして発足したBリーグ。「10年、いや本当に素晴らしい10年だったと思うんですよ」と篠山は振り返る。「コロナもあって苦しんだ部分もありますけど、世界中から注目されるような成長を遂げているリーグになれた。次の10年もそれに負けず劣らず、それを超える勢いでちゃんと成長していけるリーグになってくれればいいなと思います」と願った。
日本バスケの現状は、少年時代の篠山が全く想像していなかったレベルに達した。NBAの名門レイカーズで主力を担った八村塁(現クリッパーズ)のような存在がいる。河村勇輝もクリッパーズとエグジビット10契約を結び、「日本人が1つのチームにもしかしたら2人」という世界観が生まれた。「漫画でも、スラムダンクでも描き切れてないじゃないですか」とベテランはワクワクを隠さない。
Bリーグ最年長46歳の五十嵐圭(新潟)も「本当に劇的に変わった」と同意する。成長の一因に挙げたのが、日本代表の存在だ。2023年にはワールドカップで48年ぶりに自力で五輪出場権を獲得。「日本代表がしっかり強くなっているのが、バスケ人気にも繋がっていると思います」。その上で、認知度が少なかった時に道筋を作ってくれた先輩たちへの感謝も忘れずに口にした。
五十嵐は「この10年で日本のバスケットボールを取り巻く環境も、選手の意識もかなり変わってきた」と言う。それを日常生活の中でも実感しているのが、篠山だ。
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