主力を温存も勝ち切る力はさすが、主将も強調「23人で試合は勝っていくもの」

「腕章というのは追悼の意味。トライ後のセレブレーションは昨日話していたことで、我々だけの話です」

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　シラク大統領に捧ぐ、敬礼のポーズ。偉大な功績を残した故人への思いを届けていた。

　この日は初戦のアルゼンチン戦から12人メンバーを入れ替えて臨んだ。主力を欠く中で奪った勝ち点5には大きな意味がある。次戦は中3日でトンガ戦を迎える。「新しい人が入ってフレッシュさが生まれチーム全体に繋がった。それがトライに繋がった。23人で試合は勝っていくものです」とピカモル主将は力強くうなずいた。

　W杯本番で強さを発揮するレ・ブルー。華麗なシャンパン・ラグビーは影を潜めても、勝ち切る力を証明した。虎視眈々と悲願の頂点を狙っている。