全日本大学駅伝で「ストップ早稲田」の包囲網 2冠阻止へ…各校監督が明かした戦略「野中を中心に」「TV視聴率も…」
11月1日に行われる全日本大学駅伝(愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮、8区間106.8キロ)の監督会見が10月31日、名古屋市内で行われた。12日の出雲駅伝で2時間5分56秒の大会新記録を樹立して優勝した早大が、今大会でも優勝候補の筆頭に挙がる。ライバル校は、どう立ち向かうのか。各校の指揮官が伊勢路での戦略を語った。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 全日本大学駅伝監督会見
11月1日に行われる全日本大学駅伝(愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮、8区間106.8キロ)の監督会見が10月31日、名古屋市内で行われた。12日の出雲駅伝で2時間5分56秒の大会新記録を樹立して優勝した早大が、今大会でも優勝候補の筆頭に挙がる。ライバル校は、どう立ち向かうのか。各校の指揮官が伊勢路での戦略を語った。
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伊勢路の主役は、出雲に続き早大か。それとも、ライバル校が待ったをかけるのか――。
出雲駅伝で2位だった国学院大の前田康弘監督は「全体的な流れとしてはストップ早稲田という構図だと思う」と語り、早大への強い対抗心を示した。
「その一番手として、しっかり戦っていきたい。エース野中を中心にオーダーを組んだ。ゲームチェンジャーの彼の走りで優勝を手繰り寄せたい。高石も充実している。(早大アンカーの)工藤君としっかり勝負したい」
補員登録されたエース野中恒亨(4年)を主要区間で当日変更し、2年ぶり優勝の流れを引き寄せる構想。最終8区では1万メートルで27分57秒71の自己記録を持つエース格・高石樹(2年)で勝負をかけるプランを描いた。
中大の藤原正和監督は、打倒早大のキーマンに、補員登録された三宅悠斗(2年)を指名した。出雲駅伝では3区で区間4位タイと好走し、1万メートルでは27分44秒45の自己ベストを持つ。指揮官は「三宅はゲームチェンジの役目を与えたいです」と期待。その上で「4、5、6の中盤の区間で前に行きたい。最後に1歩でも前でゴールに飛び込みたい」と勝利のプランを思い描いた。
出雲駅伝11位から巻き返しを目指す青学大の原晋監督は、当日の選手変更を行わないことを明言。他大学を過度に意識せず、まずは着実に上位でつなぐ先の頂点を見据える。3大駅伝デビューとなる3区の松田煌希(3年)に期待を込めた。新戦力が結果を出せば、上位進出の流れができる。
原監督は「(アンカーで後続との差が)30秒でおもしろくなり、テレビの視聴率も上がる。1分あれば逃げ切ることができる。ただ1分差を付けて、8区にタスキを渡すのは、他力本願の要素がある。他力本願を求めるべきではなく、ミスなく前で前でタスキをつないでいきたい」と言った。
前回覇者の駒大は目標を「3位以内 箱根につながる駅伝」と設定する。谷中晴(3年)が腰痛でメンバーを外れ、箱根駅伝への調整に集中。エース格がいない中で、藤田敦史監督は「原監督と同じで、ミスなくつなぐことを意識してやっていきたい。同時に攻めた走りを期待し、確実に3番以内をとりたい。フレッシュな顔ぶれになるが、出雲駅伝のように、まずは1区、2区でいい流れでつなぎたい」と話した。
今大会は学生3大駅伝の第2戦。27チームが出場し、11月1日の午前8時10分に号砲が鳴る。
(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)
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