洗濯後に吹きかけて干すだけで撥水ケア!finetrack「マルチ撥水スプレー」は靴やテントにも対応
登山ウェアやレインウェアの撥水ケアが面倒で後回しになりがちな人へ。finetrack「マルチ撥水スプレー」は、洗濯後の濡れた状態に吹きかけて自然乾燥でき、旧つけ置きタイプより約4時間の時短。アウター約3枚分に使え、靴やバックパック、テントにも対応します。

finetrack「マルチ撥水スプレー」は、「撥水ケアは必要だけど手間がかかって続かない」という悩みに、工程そのものを減らすことで答えた撥水剤。
- ・洗って、吹きかけて、干すだけ。濡れた状態のウェアにもそのまま施工できる
- ・旧つけ置きタイプと比べて約4時間の時短。自然乾燥でも仕上げられる
- ・1本でアウタージャケット約3枚分。靴、バックパック、テントなどにも使える
雨の日に使ったレインウェア。撥水性が落ちてきた気はするものの、「洗って、乾かして、撥水剤で処理して……」と考えると、メンテナンスを後回しにしてしまうことはないでしょうか。
登山用ウェアやギアは、買ったときの性能がずっとそのまま続くわけではありません。使用や洗濯を重ねれば、表面の撥水性も徐々に変化します。
とはいえ、山から帰った後にはウェアを洗い、靴を乾かし、バックパックを片付けるだけでも手間がかかります。撥水メンテナンスの工程まで多ければ、「必要なのは分かっているけれど、毎回は続けられない」という人もいるでしょう。
finetrack(ファイントラック)が2026年9月3日に発売した「マルチ撥水スプレー」は、そんな「撥水ケアの面倒さ」に対して、性能だけでなく作業工程そのものを減らすという答えを用意しました。
洗濯後の濡れたウェアやギアにそのまま吹きかけ、干して乾かす。finetrackは、旧製品のつけ置きタイプと比較した場合、アウターシェルの撥水メンテナンスで約4時間分の工程を短縮できるとしています。
雨漏りしていないのに、以前よりウェアが濡れる…撥水性が落ちると何が起きる?
そもそも、レインウェアから雨が染み込んでいなければ、撥水メンテナンスは必要ないのでしょうか。
finetrackは、「雨は漏れていないはずなのに、以前より濡れる気がする」という状態について、ウェア表面の撥水性が落ちているサインかもしれないと説明しています。
撥水性が低下すると、生地表面が水を含みやすくなります。
すると、ウェアが本来持つムレを逃がす性能を発揮しにくくなり、蒸れや冷え、肌への張り付き感につながることがあるとしています。
つまり、撥水性は単に「水滴が玉になって転がるかどうか」という見た目だけの問題ではありません。
雨の中で歩き続ける登山では、表面が水を含むことで、ウェア内部の快適性にも影響する可能性があります。
表面の撥水性が落ちると生地が水を含みやすくなり、ムレを逃がす性能を発揮しにくくなることがあります。蒸れや冷えまで含めて考えると、撥水性を維持する意味が見えてきます。

撥水ケアが面倒で続かない…finetrackの答えは「洗って、吹きかけて、干すだけ」
撥水メンテナンスが必要だと分かっていても、作業工程が多ければ続けにくくなります。
そこでfinetrackが新製品で見直したのが、撥水剤そのものだけではなく施工の手順でした。
マルチ撥水スプレーは、洗濯で汚れを落としたあと、ウェアやギアが濡れた状態でもそのまま使用可能です。
対象から20~30cmほど離して全体へスプレーし、その後しっかり乾燥させます。自然乾燥でも撥水効果が得られます。
つまり、基本的な流れは「洗う → 吹きかける → 干す」です。
撥水性能を高めるだけではなく、「乾燥させてからつけ置きする」といった工程を減らし、濡れたままスプレーできる方式へ。メンテナンスを続けやすくすること自体を、新製品の機能にしています。
約4時間短縮ってどういうこと? 旧つけ置きタイプと工程を比較
finetrackが打ち出している数字の一つが、「約4時間の時短」です。
これは一般的なすべての撥水剤と比較した数字ではなく、finetrackの旧製品「ウォーターリペル(つけ置きタイプ)」との比較です。
旧製品では、洗濯後にいったん乾燥させてから、撥水剤へつけ置きする工程が必要でした。
finetrackの比較では、乾燥に約3時間、つけ置きに1時間。マルチ撥水スプレーではその工程を省けるため、合計で約4時間の差になるとしています。
| 方法 | 洗濯後 | 撥水処理 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| マルチ撥水スプレー | 濡れたまま使用可能 | スプレー | 自然乾燥で仕上げ可能 |
| 旧ウォーターリペル | 一度乾燥 | つけ置き | 乾燥約3時間+つけ置き1時間 |
なお、乾燥時間は気候や条件によって異なります。約4時間という数字は、finetrackが旧製品との工程差として示している目安です。
旧製品「ウォーターリペル(つけ置きタイプ)」との比較で、乾燥約3時間+つけ置き1時間を省けるという計算。すべての撥水剤に対して4時間短くなるという意味ではありません。
自然乾燥だけでいい? 熱を加えると撥水効果をさらに高められる
「撥水剤はアイロンや乾燥機で熱を加えないと使えないのでは?」と気になる人もいるでしょう。
マルチ撥水スプレーは、自然乾燥でも効果があります。
商品ページでは、施工後に対象物のケア表示・取り扱い表示に従い、24時間以上しっかり乾燥させるよう案内しています。
そのうえで、対象製品が熱処理に対応している場合は、ドライヤーやアイロンで熱を加えると撥水効果をさらに高められるとしています。
重要なのは、熱処理が必須ではないことです。
自宅で毎回アイロンをかける工程を必須にせず、まずは自然乾燥でも施工できることが、「続けやすいメンテナンス」という今回の製品コンセプトにつながっています。
自然乾燥でも撥水効果は得られます。さらに効果を高めたい場合は、対象製品の取り扱い表示を確認したうえで、ドライヤーやアイロンによる熱処理を行えます。
1本1694円、アウタージャケット約3枚分なら1着いくら?
メンテナンスは、手間だけでなく費用がかかりすぎても続けにくくなります。
マルチ撥水スプレーは300ml、税込1,694円。
finetrackによると、1本でアウタージャケット約3枚分、ドライレイヤー®なら約8枚分に使用できます。
税抜価格1,540円をアウタージャケット3枚分として計算した場合、同社はアウター1着あたり約500円としています。
アウタージャケットなら約3枚分、ドライレイヤー®なら約8枚分。実際の使用量はアイテムの大きさや施工状態などによって変わります。

毎回スプレーし直す? 10回洗濯後の撥水性も試験
施工が簡単でも、すぐに撥水性が落ちて毎回やり直す必要があれば、メンテナンスの負担は減りません。
finetrackは、マルチ撥水スプレーについて繰り返し洗濯しても撥水効果を維持しやすいことも特徴に挙げています。
公式商品ページでは、自社試験において「10洗80点」の撥水耐久性を掲げています。
開発ページでは、家庭用洗濯に準じた方法で洗濯試験を繰り返し、洗濯後にJIS L-1092法に従って撥水性を評価したと説明しています。
ただし、撥水効果の持続性は、対象となる生地の組成や厚み、表面の状態、洗濯方法、使用環境などによって変わります。
finetrackが自社試験で示している撥水耐久性。実際の持続性は使用するアイテムや環境によって異なるため、すべての製品で同じ結果になることを示す数字ではありません。

レインウェア専用じゃない? 靴・リュック・テントまで1本でケア
「マルチ」という商品名の通り、対象はレインウェアだけではありません。
finetrackは、ドライレイヤー®、アウターシェル、シューズ、バックパック、テントなど、幅広いアウトドア用品への使用を想定しています。
登山靴やバックパックも、撥水性が落ちれば水を含みやすくなり、乾きにくさや汚れやすさにつながることがあります。
ウェア用、靴用、バックパック用と別々に撥水剤を用意するのではなく、1本で複数の山道具をまとめてメンテナンスできることも、作業を続けやすくするための設計です。
さらにノズルは逆さまの状態でも噴霧可能。フードまわりや袖口、シューズのソール際、バックパックの底面など、通常の向きではスプレーしにくい部分にも施工しやすくしています。
アウターシェルから靴、バックパック、テントまで対応。道具ごとに撥水剤を使い分ける手間を減らし、山道具全体のメンテナンスに使えるようにしています。
PFASを含まない非フッ素タイプ、水性で刺激臭も抑えた
マルチ撥水スプレーは、PFAS(有機フッ素化合物)を含まない非フッ素(C0)タイプです。
さらに、有機溶剤を使わない水性タイプとし、finetrackは刺激臭が少なく、家庭でも使いやすい仕様と説明しています。
同社は開発背景について、アウトドア製品の撥水加工がPFASを含まないものへ切り替わりつつある中で、性能を長く保つためには、使用後の洗濯や撥水メンテナンスがこれまで以上に重要になるとしています。
そこで、「自宅でこまめに、無理なく続けられること」を重視し、これまでの撥水剤開発で培った素材を生かしながら、スプレータイプを新たに開発しました。
マルチ撥水スプレーの主な製品情報
| 商品名 | マルチ撥水スプレー |
|---|---|
| ブランド | finetrack(ファイントラック) |
| 商品番号 | FCG0311 |
| 容量 | 300ml |
| 価格 | 1,694円(税込) |
| 成分 | 非フッ素系撥水成分 |
| 原産国 | 日本 |
| 使用目安 | アウタージャケット約3枚分/ドライレイヤー®約8枚分 |
| 主な対象 | ドライレイヤー®/アウターシェル/シューズ/バックパック/テントなど |
| 主な特徴 | 濡れた状態でも施工可能/自然乾燥対応/逆さ噴霧ノズル/PFASを含まない非フッ素(C0)/水性タイプ |
| 発売 | 2026年9月3日 |
登山ギアの撥水ケアは「性能」だけでなく、続けられるかも重要
撥水メンテナンスは、1回施工すれば終わりというものではありません。
ウェアやギアを使い続ければ、また洗濯や使用によって状態は変化します。だからこそ、撥水剤そのものの性能だけでなく、次回も同じケアを続けられるかが重要になります。
マルチ撥水スプレーでfinetrackが用意した答えは、メンテナンスを難しくするのではなく、逆に工程を減らすことでした。
洗濯後の濡れた状態にそのまま吹きかけ、自然乾燥で仕上げられる。旧つけ置きタイプと比べれば約4時間の工程を省け、アウターだけでなく靴やバックパック、テントにも1本で使用できます。
「レインウェアの撥水性が落ちてきた気がする。でも、メンテナンスは面倒」。そんなときは、撥水剤の性能だけでなく、自分が無理なく継続できる工程なのかまで含めて考えることが、山道具を長く使うための一つのポイントになりそうです。
finetrack「マルチ撥水スプレー」公式製品・開発ページ
finetrack「マルチ撥水スプレー」公式商品ページ
株式会社finetrack「撥水ケアは、手間なく抜かりなく。時短&コスパで続けやすいスプレータイプのフッ素フリー撥水剤が登場」(2026年9月9日発表)
【写真提供:株式会社finetrack】
(THE ANSWER編集部)
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