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八村塁の前で31得点27リバウンド「NBAは夢じゃない」 米強豪大HCも熱視線、異色経歴の17歳――開志国際高・恒岡ケイマン

BLACK SAMURAI SUMMITで最多得点&リバウンドをマークした恒岡ケイマン(左)【(C)BLACK SAMURAI 2026】
BLACK SAMURAI SUMMITで最多得点&リバウンドをマークした恒岡ケイマン(左)【(C)BLACK SAMURAI 2026】

高校入学3か月で米国留学「本当はアメリカに行かない予定だった」

 米オレゴン州ポートランド生まれの17歳。バスケに触れ始めたのは5歳頃からだ。7歳で京都に引っ越し、小学3年生で初めてチームに所属。中学は「全国に行くチームでは全然なかった」が、食品メーカー「サン・クロレラ」が手がける「GLOBALLERS プロジェクト」に参加し、海外遠征も経験した。

 高校進学を控えた2024年の年明け。恒岡の前に大きな進路選択が待っていた。

 レイカーズなどで活躍したデレク・フィッシャー氏から声がかかり、同氏がヘッドコーチを務める米カリフォルニア州クレスピ・カーメライト高の練習を見学することになった。

「本当はアメリカに行かない予定だった」

 しかし、実際に体験した環境が自分に合っていると心変わり。開志国際高の富樫英樹総監督も背中を押してくれた。

「富樫先生は『アメリカで頑張ってほしい』と自分のために色々と考えてくださった。開志国際に入学して、3か月だけでもいいから見てあげるよ、と言っていただけた」

 留学前の7月まで開志国際高でプレー。渡米までの空白期間を埋める環境を作ってくれた指揮官への感謝は尽きない。その後はフィッシャー氏のもとで腕を磨き、高校3年から開志国際高に復帰。今夏のインターハイでは3回戦で57得点を挙げるなど、全国3位に大きく貢献した。バスケの本場から持ち帰ったのは、スキルに留まらない。

「日本のバスケはアメリカよりもっと落ち着いているというか。アメリカは自分のエゴを出すし、プライドを出すし、自分のチームでもプレータイムを奪いに行く。そういうライバルがガンガンいる」

 和を大事にする日本のチーム力にもいいところがあるが、練習からバチバチにやり合う環境で「本当に精神的に強くなった」。米国で学んだメンタリティを開志国際高にももたらし、「兄弟のようであり、ライバルでもある」チームメートと切磋琢磨を続けている。

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