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八村塁が中高生100人に喝「汗かいてない!」 求めた「時間を無駄にしない」世界レベルの強度と質

米プロバスケットボール(NBA)クリッパーズの八村塁が主催するバスケクリニック「Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP」が4日、神戸市のGLION ARENA KOBEで行われた。2日間にわたって、約100人の中高生を八村やNBAの現役コーチが指導。初日の終了時には八村が参加者にカツを入れる場面があった。

自身のバスケクリニックで中高生を指導する八村塁【写真:鉾久真大】
自身のバスケクリニックで中高生を指導する八村塁【写真:鉾久真大】

Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP

 米プロバスケットボール(NBA)クリッパーズの八村塁が主催するバスケクリニック「Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP」が4日、神戸市のGLION ARENA KOBEで行われた。2日間にわたって、約100人の中高生を八村やNBAの現役コーチが指導。初日の終了時には八村が参加者にカツを入れる場面があった。

「汗かいてない! 汗かいてない! 汗かいてない!」

 約3時間にわたる初日のクリニック終了時。円陣の真ん中に立った八村は、参加者一人ひとりの目を見ながら語気を強めた。メインコーチとして中高生約100人の指導にあたった54歳のフィル・ハンディコーチを指差す。「みんなより汗かいてるよ!」。身振り手振りで基礎的なハンドリングやフットワークを叩きこんだNBAマーベリックスのアシスタントコーチは、Tシャツの色が変わるほど汗だくだった。

 八村は落ち着いたトーンで続ける。

「そこらへんだよ。量というより質だよね。10分、15分の間でどれだけ自分を詰められるか」

 同じドリルを同じ時間こなしても、どれだけの強度、どれだけのスピードで取り組むかで密度は大きく変わってくる。ハンディ氏は参加者の動きを見ながら「試合と同じスピードで!」「遅すぎる!」などと、もっと自分を追い込むことを求めた。

 八村自身も「お手本になれば」と普段からやっているワークアウトを実際に披露。派手な技は一切ない。参加者と同じ基礎的なドリルばかりだが、ドリブルをつく位置、体のバランス、フットワーク、指の向きといった細部までこだわる。それも試合中と同じスピード感で行う。10分もやれば汗だくだ。

「どれだけハードワークできるか。時間を無駄にしない。一日一日ただ単にバスケを練習しているだけじゃなくて、何のためにやっているのか、意図を考えなきゃいけない。それを意識してやってほしい」

 最高峰の舞台を知る八村の言葉にアリーナの空気がグッと引き締まった。「世界との距離」を埋め、より身近にイメージできるように設計したというキャンプ。NBAレベルの「短時間・高強度」なスキルやマインドセットを初日から植え付けた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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