3位指名→10秒固まる「自信はなかった」 消えた“ドラ1候補”の肩書き、甲子園Vの絶頂を超えた「今日」――沖縄尚学・末吉良丞

一時は大学進学を考えるも…両親が後押し
「なんで自分は、いつもこんなんなんだろう…」
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夏の大会期間には、そんなもどかしい気持ちを口にしたこともある。負傷離脱の間を高校生活で最も苦しかった時期に挙げ、「みんなが頑張って戦っている中、自分は何もできない苦しさがありました」と振り返る。
苦難の日々を支えたのが両親だった。「落ち込んだ時もあったんですけど、しっかり話を聞いてくれました。『本当にありがとうございます』と伝えたいです」。最後の甲子園を終えた後は大学進学も考えたが、幼い頃からの夢だったプロ入りを目指す決断を後押ししたのも両親だったという。
一方で、不調や故障を通して得たものもある。高校生活で最も成長した部分として挙げたのは、投球技術以上に、自らをコントロールする力だ。以前、コンディション調整について「今まで適当だったので、本当に」と明かしていたが、今は「メンタルの保ち方や試合に合わせる調整力は、一番成長したのかなと思います」と自負する。
皮肉にも、調子が上向いたのはドラフト会議が近づいてから。最後の甲子園が終わってからもほぼ毎日練習に参加し、徐々に手応えを取り戻していたという。「どんどん調子が上がっていって、『なんで今なんだよ』って思っていました」と苦笑いを浮かべる。現在の左肘については「全く問題ないです」と明言した。
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