イラン監督激怒の“休みなし3連戦” 体力だけじゃない難しさ…バレー日本に欠かせぬ裏方の働き
バレーボール男子のアジア選手権は12日、福岡・北九州市立総合体育館で準決勝が行われ、世界ランキング6位の日本が同24位・韓国を3-0(25-13、25-11、25-14)のストレートで下して決勝進出を決めた。2028年ロサンゼルス五輪の出場権を懸けて、13日に同18位のイランと対戦。両チームともに休みなしの3連戦となるが、小野寺太志は体力以外の難しさを明かした。

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バレーボール男子のアジア選手権は12日、福岡・北九州市立総合体育館で準決勝が行われ、世界ランキング6位の日本が同24位・韓国を3-0(25-13、25-11、25-14)のストレートで下して決勝進出を決めた。2028年ロサンゼルス五輪の出場権を懸けて、13日に同18位のイランと対戦。両チームともに休みなしの3連戦となるが、小野寺太志は体力以外の難しさを明かした。
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12日の第1試合で先に決勝進出を決めたイランのロベルト・ピアッツァ監督は、憤りを露わにしていた。準々決勝、準決勝、決勝と3日連続で行われる日程に対し、「大陸選手権で3日連続なんて意味不明。本当に異常だ。私は激怒している」と身振り手振りで苦言。「このショーは選手たちが主役。もし良いショーにしたいなら、彼らに回復するための時間を与えないといけない」と主張していた。
連戦は体力面はもちろん、相手の対策をする時間が限られることも意味する。小野寺は「映像を見る時間もそうですし、夜の試合だと寝て体力を回復する時間も必要だし、データを頭に入れる時間も必要なので。そういった意味で、連戦はあまり時間がないのが現実」と明かす。この日は韓国を圧倒し、わずか59分で試合終了。「準備にあてる時間が増えたのはプラスなのかな」と前向きに語った。
韓国戦後の取材エリアでは「データ通り」という言葉が度々聞かれた。自身もブロックポイントを1つ決めたセッターの深津英臣は「ブロックに関しては、スタッフ、コーチ陣の力はすごく大きいので、まずはコーチ陣にしっかり感謝したい」と準備の賜物だったと指摘。西田有志も連係した守備について「データ通りではあったので、そういう風にチームが動けたことがよかった」と振り返った。
いかに相手の特徴を頭に入れておくかは勝敗にも直結する。小野寺も「特に連戦が続くと、ミーティングができる時間も限られる。どれだけ要点をまとめて僕らに伝えてくれるかはすごく大きい。短い時間の中で、自分たちの頭に入れなきゃいけない。スタッフ陣がうまくまとめてくれたデータがあるので、僕らもプレーに生かせる」と裏方の働きに感謝した。
互いに厳しい日程の中、アジアの頂点を決める。戦っているのはコート上の選手たちだけではない。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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