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日本は世界で「鍵握る市場」 バレー国際大会の運営幹部が称賛する応援文化「他では見られない」

単独インタビューに応じたバレーボール・ワールドのマルセロ・アーグレーブスCPO【写真:鉾久真大】
単独インタビューに応じたバレーボール・ワールドのマルセロ・アーグレーブスCPO【写真:鉾久真大】

日本での決勝ラウンド開催は「間違いなく検討に入っている」

「それがVNLのDNAです。我々は最高のチーム、最高の選手、最高レベルの試合が揃う世界最高のバレーボールコンテンツを持っているとずっと自負していました。VNLはその最高のバレーボールを世界各地に持っていくフォーマットです。1か国開催の世界選手権とは違います。日本のような鍵を握る市場では特に、みなさんに試合の一部になってもらおうと呼びかけています」

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 2021年からは、強烈なブロックには「モンスターブロック!」、サービスエースには「エース! エース!」などとお決まりのフレーズと音楽を用意。観客が声を揃えて盛り上がる一体感を演出すると同時に、観戦初心者にも見どころをわかりやすくした。2024年からは試合後にファンが選手と交流できる「ファンゾーン」を作るなど、より「試合の一部」になれる取り組みを推し進めている。

 ブラジル出身の元プロ選手であるアーグレーブス氏は「私が子どもの頃から、このスポーツには(ファンと選手の)交流がありました。それは自然なことなんです。プレーする面積は小さく、ほとんどの会場で(客席との)距離が非常に近いからです」と競技の特性を説明する。その中でも、日本の応援文化は際立っているという。

「いつも客席は満員で、全てのチームに対して声援を送っています。キューバの試合では、大阪ブルテオンでプレーするミゲル・ロペスを一部の観客が熱烈に応援していました。家族の一部であるかのように彼のニックネームを呼んでいました。その親密さ、情熱。それと同時に、普段は自分の感情を制御しつつ、出したいときには出すという日本の文化も感じました」

 キーマーケットとされる日本だが、これまでVNL決勝ラウンドの開催経験はない。

「間違いなくそれは検討の中に入っています。私たちはいつでも日本に帰ってくることに前向きです。ロサンゼルス(五輪)まではすでに決まっていますが、特にその後には、私たちは喜んで決勝ラウンドとともにここに戻ってきたいと思っています」

 男女ともに決勝ラウンド進出を決めた日本代表。その成長とともに、世界のバレー界において日本の存在感は高まっている。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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