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故障でインハイ断念から4か月…「ずっと一緒に走りたかった」復活の全中女王、4人で繋いだバトンがU18日本新に――市立柏高・岡嶋莉子

静岡クラウンメロンをアピールし、記念撮影に納まる市立柏のメンバー(中央)【写真:中戸川知世】
静岡クラウンメロンをアピールし、記念撮影に納まる市立柏のメンバー(中央)【写真:中戸川知世】

U18日本新とメロンを目標に…高校生らしい笑顔も

 市立柏高は、10月の日本選手権リレーでも存在感を示していた。

 横山―山田―内藤美紗(3年)―石郷岡のオーダーで高校歴代2位の45秒06をマーク。大学生を抑え、3位表彰台に上った。

 そして今回は、復帰した岡嶋を1走に起用。横山を3走に回す新たなオーダーで挑んだ。個人種目の出場を回避し、リレーに集中。4人が掲げた目標は、記録だけではなかった。ムードメーカーの3走・横山が声を弾ませた。

「シーズンラストということで、U18日本新記録を出すこと、メロンをゲットして楽しんでレースを終わることを目標に、みんなで走ろうと決めていた。それをしっかり達成してシーズンを終わることができて良かったです」

 優勝賞品は、静岡クラウンメロン。4人は表彰式でメロンを手に大喜び。笑顔で記念写真に納まった。大学生を上回るスピードで駆け抜けた選手たちも、素顔は高校生。目標を達成した喜びを、仲間と分かち合った。

 ただ、アンカーを務めた石郷岡は「45秒を切りたかった気持ちがある。悔しさも残るレースだった」と、満足していなかった。日本選手権リレーで記録した45秒06、そして今回の45秒32。大学生を相手に結果を残してきたが、目指すところはもっと高い。

 2015年に東京高が記録した高校記録44秒48。その更新こそが、来季の大きな目標だ。

「どんどんレベルが上がっていくにつれて、自分ももっと成長していかなければいけない。来年1年生が入ってくるので、絶対にリレーメンバーに入って、また新たなメンバーで目標である44秒台と高校記録を狙えるように」

 岡嶋も「今年の悔しさを晴らせるように。インターハイで表彰台に上りたい」と、来年への思いを口にした。一緒に走りたかった仲間とつないだバトン。45秒32という記録は、まだ通過点に過ぎない。次のシーズン、もう一度その先へ。

(THE ANSWER編集部)

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