日本一、高校新…複数種目で衝撃、17歳後藤大樹が2026年に示した異能「スプリント×タフネス」来年は世界でメダル争いへ
陸上のエコパトラックゲームズが3日、小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われ、男子400メートルで後藤大樹(洛南高2年)が45秒33をマークした。金丸祐三の高校記録45秒47を21年ぶりに更新。充実かつ怒涛の今季トラックレースを締めくくり、来年はいよいよ世界との戦いに挑む。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 エコパトラックゲームズ
陸上のエコパトラックゲームズが3日、小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われ、男子400メートルで後藤大樹(洛南高2年)が45秒33をマークした。金丸祐三の高校記録45秒47を21年ぶりに更新。充実かつ怒涛の今季トラックレースを締めくくり、来年はいよいよ世界との戦いに挑む。
17歳の怪物、後藤が圧巻のパフォーマンスを見せた。400メートルに出場して45秒33。21年ぶり高校新記録に、「嬉しいっていう気持ちいっぱい」と笑みを浮かべた。今後も走り幅跳びに出場予定だが、快記録で今季の個人トラックレースを締めくくった。
陸上ファンに衝撃を与えたのが6月の日本選手権だった。予選で48秒31をマークし、為末大が保持していた高校記録49秒09を30年ぶりに更新。決勝では48秒09とさらに塗り替え、高校2年で日本一に輝いた。
8月にはU20世界選手権に出場し、49秒23で銀メダルを獲得した。自国開催の大舞台となった9月の愛知・名古屋アジア大会では、47秒93と自己ベスト&日本歴代2位タイの記録をマーク。為末の日本記録(47秒89)に肉薄したものの、銀メダルでタイトルに届かず悔し涙を流した。
専門外の種目でも破格のタイムを連発した。7月には200メートルで高校歴代3位の20秒43(追い風1.0メートル)をマーク。9月には追い風3.1メートルの参考記録ながら、サニブラウン・ハキームの高校記録20秒34を上回る20秒19を叩き出した。10月のU20日本選手権では20秒40(追い風0.9メートル)の自己ベスト。洛南高の先輩、桐生祥秀を超え高校歴代2位にランクインだ。
驚異のスプリント能力に加え、タフネスぶりもアピールした。秋はアジア大会以降、U20日本選手権、日本選手権リレー、国民スポーツ大会、U18日本選手権、エコパトラックゲームズと毎週のように疾走した。
国民スポーツ大会では300メートル障害でU20日本最高となる34秒45をマークして優勝。110メートル障害、成年少年男女混合4×400メートルリレーも制し、3冠を達成した。スピードが上がれば負担は増し、故障のリスクが上がる。過密日程ならなおさらだが、頑強な肉体で充実の2026年を完走した。
来年9月には中国・北京で世界選手権が行われる。後藤は既に参加標準記録(48秒00)を突破。昨年の東京・世界選手権で銅メダルタイムは47秒06だった。速くて強い超逸材が、ハイレベルなメダル争いに挑む。
(THE ANSWER編集部)
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