剣道で全国出場→陸上で全国2位に 高校1年生、置いた竹刀…転向のきっかけは「ルールの壁」――新潟明訓・米山こころ

剣道も全国出場の実力者「どちらかを選ぶなら…」
小学生の頃は意外にも剣道と陸上の二刀流だった。
「剣道の方が実力はあったかもしれないです」と言うように、地元の魚沼剣道クラブで小5から団体で2年連続県3位。聖地・日本武道館で全国の舞台に立ったほどの実力者だ。
転機は中学入学直後。「剣道と陸上の両立がしたい」と校長に相談したが、中体連には「同一年度の大会参加は全競技を通じて『1人1競技』のみ」という“ルールの壁”があり、両立は叶わず。「どちらかを選ばないといけないなら、陸上の方が将来に繋がる」と竹刀を置いた。
中3で全国中学校陸上100メートルに初出場したが、予選敗退。400メートルに転向したのは昨秋だった。そこから、わずか1年足らずで高校全国2位というのだから、秘めたポテンシャルは相当なものだ。
現在は午前6時に起床し、新幹線を使って魚沼から1時間をかけて学校最寄り駅に向かう生活を送る。1人暮らし用の学生マンションもあるが「やっていける気がしなくて」と苦笑い。トラックを離れれば、まだ高校生活に慣れない1年生だ。
それでも、今後の目標は大きい。「高校記録を狙っている」。ターゲットは2013年の杉浦はる香が記録した52秒52。「高3までには絶対に出したいと思っています」と更新に意欲を示す。
自分でも驚いた最初の夏から、米山の高校生活はまだ始まったばかりだ。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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