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メッシの「神写真」に隠れたカメラマンの必死すぎる姿 「邪魔しない」追求→140万超バズの裏側

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会で、大きな注目を浴びたのがアルゼンチンのFWリオネル・メッシ。39歳は8ゴールをマークし、準優勝のチームで強い輝きを放った。大会中、この大スターを撮影した1枚の写真、そしてシャッターを切ったカメラマンの姿が話題になった。本人が「THE ANSWER」の取材にその裏側を明かした。

W杯でパントリング氏が撮ったメッシのCK。撮影の体勢がSNS上でバズった【写真:2282134072,Alex Pantling,GettyImages】
W杯でパントリング氏が撮ったメッシのCK。撮影の体勢がSNS上でバズった【写真:2282134072,Alex Pantling,GettyImages】

サッカーW杯北中米大会で話題になった1枚

 サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会で、大きな注目を浴びたのがアルゼンチンのFWリオネル・メッシ。39歳は8ゴールをマークし、準優勝のチームで強い輝きを放った。大会中、この大スターを撮影した1枚の写真、そしてシャッターを切ったカメラマンの姿が話題になった。本人が「THE ANSWER」の取材にその裏側を明かした。

 背番号10の生ける伝説が、ボールを蹴り出すまさにその瞬間だ。

 7月11日(日本時間12日)に行われた決勝トーナメント準々決勝のアルゼンチン―スイス戦。CKを蹴るメッシの写真が話題になった。右足を地面に対して45度に踏み込み、数々の名場面を生んできた左足はまさにボールを捉える直前。背中の「10」とギッシリ埋まった観客席、スタジアムのライトも相まって神々しさを放っていた。

 この写真を撮影したのは世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」のアレックス・パントリング氏。実はこの写真だけでなく、撮影するパントリング氏の姿もSNS上でバズっていた。

 至近距離、姿勢を低くしてあおるように撮影。両膝を芝生につき、体を小さくしていた。すぐそばの警備員に頭がぶつかりそうなほど。このパントリング氏の必死の撮影スタイルを伝えた投稿の中には、X上で140万表示、10万を超える「いいね」がついたものもあった。

「これまで自分自身がSNSで話題になったことはほとんどなかったので、不思議な感覚でした。ですが、自分が撮影した写真をきっかけに話題になったというのは、とても嬉しかったです。Xの投稿の一つが100万回以上閲覧されているのを見たときに、改めて大きな反響を実感しました。自宅にいる友人や家族からもたくさんメッセージが届きました。投稿に私をタグ付けして、『カメラで顔が見えないけど、これってあなた?』と聞かれたりしました」

パントリング氏は「、不思議な感覚でした」と反響に驚く【写真提供:GettyImages】
パントリング氏は「、不思議な感覚でした」と反響に驚く【写真提供:GettyImages】

 世界的ビッグイベント。周囲の反響も大きかった。この試合、割り当てられた撮影場所がこのCKスポット。ずっとここから撮影していたという。

「選手がCKを蹴るために近づいてくるときは、席から移動して壁に背をつけ、選手が動けるスペースを確保する必要があります。ただ(会場の)カンザスでは撮影できるスペースがあまりありませんでした」。プレーの邪魔にならないことを追求し、必死に撮影した結果だった。

「この写真で一番狙っていたのは、私が思う『史上最高の選手(メッシ)』が最もアスリートらしく、そしてエレガントに見える身体の形を捉えることでした。私にとってそれは、ボールを蹴る準備として後ろの脚が伸びている瞬間です。CKは、ピッチ中央にいるときよりも選手にかなり近づいて撮影できるので、こうした瞬間を捉えるには理想的でした。よりパーソナルな雰囲気のある写真にすることができます」

 撮影の手ごたえをこう表現したパントリング氏。「自分自身も10代でサッカーをしていた頃、メッシのプレーを見て育ちました。彼が当たり前のように繰り出すプレーには、いつも驚かされていたことを決して忘れません」。メッシを間近で撮影し、記録した今回のW杯は忘れられない経験だ。

「7週間にわたる長く、体力的にも厳しい大会で、さまざまな困難もありましたが、全体としては大きな成功を収めることができました。自分が撮影した写真を、誇りを持って振り返ることができると思います」と喜んでいる。

(THE ANSWER編集部)

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