井上尚弥とネリが対戦したら…実現時の予想は

　ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ（WBSS）バンタム級決勝でノニト・ドネア（フィリピン）に判定勝ちを収めたWBAスーパー＆IBF王者の井上尚弥（大橋）。米興行大手トップランク社と契約を結び、今後の相手に注目が集まるモンスターだが、バンタム級の実力者が次々に挑戦状を突きつけている中、前WBC王者ルイス・ネリ（メキシコ）も名乗りを上げている。米ボクシングメディアでは井上対ネリ戦が実現時の勝敗を予想。現地ファンの大半は井上勝利を予想している。

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「ルイス・ネリはナオヤ・イノウエ戦を要求している。このファイトについてどう思うか？　勝つのは誰か？」と議論を持ち出したのは、米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」のフォーラムだった。

　23日に米ラスベガスで行われるデオンテイ・ワイルダー（米国）―ルイス・オルティス（キューバ）のWBC世界ヘビー級タイトルマッチの前座に登場するネリ。これまでも井上に対戦要求を突きつけていたが、WBSS決勝を受けて、ESPNスペイン語版に登場。「戦いたければ、オレはここにいる」「全てのファイターはイノウエをモンスターと考えてビビってリングに上がる。だが、あのパンチじゃ効かない」とWBSSを制したモンスターを再三挑発していた。

　現地ファンはネリ発言を受けて、井上対ネリのビッグマッチ実現時の勝敗予想を議論している。

「ネリがこのファイトに対して間違いなく真剣だと思うが、間違いなく乱打戦になる。最近、井上が眼窩底骨折したが、ネリはありとあらゆる場面でこの目を狙うだろう。ナオヤはネリを圧倒して、8回か9回に倒すだろう。どうだろう？」

「ネリはどこまでもいっても攻撃しかない。ナオヤが余裕で屠るだろう。（パッキャオとネリのトレーナーの）ローチが大規模な修正に成功できなければ、ネリに勝機はない」

「ネリがロドリゲスを倒すと仮定して、2020年中頃のビッグマッチになるだろう。ネリはウェートを作ることに苦しんでいるから、すぐに行う必要がある。次にイノウエが厳しい試合をするとは思えないが」