「早稲田黄金期が到来してしまう」 “過去最強”早大にライバル校が危機感…3冠阻止へ描く箱根217.1kmの勝機
青学大・原監督は「過去最強」 駒大・藤田監督は「ちょっと強すぎる」
5時間10分16秒で早大と6分45秒差の4位だった青学大の原晋監督は、早大について「過去最強チームじゃないですか? 実業団も含めて」と絶賛した。「留学生が1人入ったら、十分にニューイヤー駅伝を勝てるぐらいのレベル」と続けた。
ただ青学大の箱根の強さは、過去9度の総合優勝の歴史が物語る。来年1月の大会では4連覇が懸かる。出雲の11位から全日本で4位に巻き返し、原監督は箱根での勝機も見いだした。「経験則から戦えるめどはついた。ゼロじゃない。2か月間、必勝パターンで仕上げていく。(1万メートル)27分台を10人揃えないと勝てない時代がきている。全員27分台にはならないかもしれないが、平均が27分台となるように育成する視点を持っていきたい」と正月の箱根を見据えた。
選手層が厚く、長い距離を得意とする選手が多い青学大。区間数が増え、1区間の距離も長くなる箱根は大きなプラス材料だ。山の区間についても、勝ち方を誰より知る指揮官は「目途が立っている」と自信を示した。
早大と7分58秒差の6位だった駒大の藤田敦史監督は、早大の強さを問われ「ちょっと強すぎますよね。早稲田さんも10人(区間)になった時の不安が出てくるかなと思うのですけど…この状況だと早稲田に3つ取られてしまう可能性もある」と危機感をにじませた。
その上で箱根に向けては、序盤から上位でつなぎ、流れに乗ることを重視する。「今のうちのチームには正直、ひっくり返す力はないと思う。流れに乗って相手のミスを誘い、うちはミスのない駅伝ができればチャンスは生まれる」と現実を見据えながら、勝利の道筋を描く。出雲、全日本と腰痛の影響で欠場したエース格の谷中晴(3年)が箱根には間に合うことも好材料だ。
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