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米ツアー帰りで予選落ち「調整不足です」 原英莉花が漏らした「嫌になっちゃう」国内ツアーにも“変化”

米ツアーで揉まれても「成長を感じられない」理由とは

 難攻不落のメジャーセッティング。風の読み、ピン位置、自身のショットの傾向。全てが微妙に噛み合わず、歯車は狂っていった。練習ラウンドでは手応えを感じていたはずのショットが、本番では影を潜める。

 ホールアウト後、予選ラウンド2日間を総括してどうかと問われると、原は自嘲気味に笑い、素直な胸の内を吐露した。

「アンダーパーに持っていけるようなゴルフじゃなかったです。調整不足です」

 前年は米ツアー下部のEPSONツアーで年間ランキング5位に入り、今季から米ツアーを主戦場にしている。タフな環境で揉まれてきた自負はある。だが、その経験が今の結果に直結していない苦しさも抱えていた。

「最近はゴルフに対して成長を感じられなくて、ワクワクできてないのが今年1年はあります。やっぱり、しっかり遠くに飛ばして、短いところから寄せるっていうゴルフができないと、楽しく、心が躍らないので。そこを目指してやっぱりもうちょっとトレーニングしたり、ショット磨いていきたいなと思います」

 今季の米LPGAツアーでは19試合出場でトップ10入り4度、年間ポイントランキング41位で来季シード権獲得を確実にし、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)ランキング1位。大健闘だが、国内ツアーもレベルが上がっている。今大会には、キム・アリム(韓国)と帰国勢を含めて世界最高峰の米ツアーを主戦場とする11人が出場。だが、予選ラウンドを終えて、トップ10人に入っているのは、勝みなみと山下美夢有のみだ。勝は実感を込めて言った。

「今年の全英女子オープンでは、日本からスポット参戦の桑木志帆ちゃんが優勝しています。そういうことを考えると、やっぱりレベルが上がっていると思いました」

 帰国勢がいきなり国内ツアーで上位を席巻したのは、昔の話。残り2日間も群雄割拠の厳しい戦いが展開されそうだ。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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