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156km投げても6失点…織田翔希を“本気”の大学代表はどう見た? 「もう1個使っても」という武器

試合後、山田(左)と並んで笑顔を見せる渡部【写真:羽鳥慶太】
試合後、山田(左)と並んで笑顔を見せる渡部【写真:羽鳥慶太】

大学ジャパンの司令塔・渡部海が見た織田翔希「積極的に使っても…」

「最初の1打席目、真っすぐを打ったんですけど、力強さもありましたし、質もいいと思いました。2打席目は逆に真っすぐを投げてこなくて、変化球を続けて攻めてきたので、そこに何とか対応できたかと思います」

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 渡部が2打席目に感じた変化は、バッテリーの苦心の結果だった。織田をリードした捕手の山田凜虎(智弁和歌山高)は「大学生のバッターも、織田の真っすぐは本当に警戒してたと思うんです。そこで押せなかったのが一番苦しかったところ」と漏らした。

「高校生だったらあの球で押していけると思うんですけど、大学生になると普通に対応してくる。そこはアジア選手権でもテーマになってくるかなと思うので、これからの練習でつぶしていきながら、どうやって抑えられるのかを考えていきたいと思います」

 優勝を争うことになる韓国や台湾の打者は、真っすぐに強いという印象を持っている。そこをどう乗り越えるのか。ヒントとなるのは、山田にとって高校の先輩にもあたる渡部の言葉だ。2022年の「U-18ワールドカップ」や、今年の「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ」でアジアの国と戦ってきた経験をもとに、織田の“操縦法”を口にした。

「今日は真っすぐと、カットかスライダーの横の曲がり球、あとフォークボールを投げたと思うんですけど、海外の打者には緩急をもっと効果的に使えればいいと思います。カーブを積極的にもう1個使ってもいいのかなと今日は思いましたね」

 山田は渡部に「キャッチャーとしても、人間性も本当に目指している選手」と憧れの視線を向ける。試合後にも2人で話し込む場面があった。山田が授かった知恵が、織田の新たな境地を開くかもしれない。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)


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