中国卓球が「壊滅的状況だ」 まさかの“全滅”も…母国警鐘「一体どうしたのか」露呈した問題とは
卓球の国際大会、WTヨーロッパスマッシュがスウェーデン・マルメで行われている。中国勢は男子シングルスで準々決勝を前に全滅。ダブルスも男女ともに8強止まりで、地元メディアは国際大会で不甲斐ない出来が続く状況を憂いている。

WTTヨーロッパスマッシュ
卓球の国際大会、WTヨーロッパスマッシュがスウェーデン・マルメで行われている。中国勢は男子シングルスで準々決勝を前に全滅。ダブルスも男女ともに8強止まりで、地元メディアは国際大会で不甲斐ない出来が続く状況を憂いている。
男子ダブルスには林詩棟/温瑞博ペアが出場。しかし準々決勝でフランスのA.ルブラン/F.ルブランペアに敗れた。女子ダブルスには王曼昱/蒯曼ペア、王芸迪/陳熠ペアが出場も、共に8強で敗退した。
今大会では混合ダブルスで林詩棟/蒯曼ペアが優勝して面目を保ったが、国際大会で不振が続く中国勢の状況に地元メディアも警鐘を鳴らす。「澎湃新聞」は「瓦解しつつある中国卓球の層の厚さによる集団的優位性。露呈した解決すべき問題」との見出しで考察記事を掲載している。
「中国卓球はかつて、層の厚さを誇り、シングルスの優位性がダブルスの優位性にもつながっていた。ところが現在、中国以外の国々が成熟したペアを次々と生み出し、シングルスの優位性に依拠してきた中国のダブルスの優位性に脅威を与えている」
中国勢の実力は依然としてトップレベルにある一方で、記事は「追いかけてくる挑戦者はその差を縮めつつあり、競争者の数も増えていて、優勝争いに多くの予測不能な要素がかかわるようになっている」と指摘した。
また中国メディア「新浪体育」でも「近年稀に見る壊滅的状況だ。中国卓球は一体どうしたのか、と問わずにはいられない」と不振に着目。2028年のロサンゼルス五輪で正式種目として復活するダブルス種目で、調整やコンディション面で弱点を露呈したことに触れ「中国卓球がかつて有していたダブルス種目における絶対的な優位性は現在、徐々に崩れつつある。これは偶然生じた出来事ではなく、複数の力が重なり合って形成されつつある強力な波である」と厳しい目を向けていた。
(THE ANSWER編集部)
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