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アマ49戦無敗、18歳が2回TKOの鮮烈プロデビュー 井上尚弥と同門の逸材・藤木勇我の素顔 父「昔はよく泣いていた」

ボクシングの大橋ジム興行「フェニックスバトル157」が10日、東京・後楽園ホールで行われた。メインの59.9キロ契約6回戦では、U-19世界選手権制覇などアマ9冠、49戦無敗の藤木勇我(大橋)が、WBOアジアパシフィック(AP)スーパーフェザー級15位ウィラ・ミカム(タイ)に2回2分5秒TKO勝ち。前評判通りの華々しいデビューを飾った。早くも「THE KING」の愛称がついた18歳。会場で温かく見守った家族に、その素顔を聞いた。戦績は藤木が1勝(1KO)、28歳のミカムが21勝(13KO)3敗。

華々しいデビューを飾った藤木勇我【写真:澤田直人】
華々しいデビューを飾った藤木勇我【写真:澤田直人】

異例のデビュー戦でのメインイベント

 ボクシングの大橋ジム興行「フェニックスバトル157」が10日、東京・後楽園ホールで行われた。メインの59.9キロ契約6回戦では、U-19世界選手権制覇などアマ9冠、49戦無敗の藤木勇我(大橋)が、WBOアジアパシフィック(AP)スーパーフェザー級15位ウィラ・ミカム(タイ)に2回2分5秒TKO勝ち。前評判通りの華々しいデビューを飾った。早くも「THE KING」の愛称がついた18歳。会場で温かく見守った家族に、その素顔を聞いた。戦績は藤木が1勝(1KO)、28歳のミカムが21勝(13KO)3敗。

 格の違いを見せつけた。藤木はカーキ色の衣装を身にまとい、リングイン。満員となった後楽園ホールの大歓声を浴びた。試合開始のゴング。初回から果敢に左ジャブを振るうと相手がぐらついた。「これぐらいで効くんだ」。積み上げてきた技術は通用すると確信を得た。

 今後に続くデビュー戦。経験を糧にする。ミカムの左右のフックを受けプロのパンチを体感。「慣らすために足で避けたりブロックもした。見えていたのでもろに貰っていない。全然大丈夫。確かめられた」。圧倒的な実力差のままに、2回に右アッパー、右ストレートを放ち、その後も強烈なラッシュ。レフェリーストップを呼び込み、右手を上げて喜びを爆発させた。

デビュー戦の勝利後、取材に応じた藤木勇我(左)と大橋会長【写真:澤田直人】
デビュー戦の勝利後、取材に応じた藤木勇我(左)と大橋会長【写真:澤田直人】

 異例となるデビュー戦でのメインイベントを締め「ホッとした」。安堵の表情を見せた一方で、自己採点は「30点」と辛め。「真っすぐのパンチと右アッパーしか打っていない。(実力は)半分も出していないです」と大器ぶりを窺わせた。

 直近の目標は「地域タイトル」の獲得を掲げ「必ず世界チャンピオンになります」と力強く意気込んだ。世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥と同門。所属ジムの大橋秀行会長は藤木の世界挑戦を「2年以内ぐらいに」と見据えている。

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