井上尚弥はドネアをどう見る? KO直後に語った過去の接点「戦いにくいが、そこは…」
明かした過去の接点「戦いにくいけど、そこは勝負の世界なので」
ただ、バンタム級で2試合を戦った5階級制覇王者のイメージも浮かんでいる。「まだ一発は重くあるなという印象。一発だけもらわないように心がけていかないといけない」と井上。この日の試合後、リング上でフェイスオフを交わした際には互いに笑みがこぼれ、ハグをするシーンもあった。「人間的に凄くいい選手。(オマール・)ナルバエスとやる時にアドバイスしに来てもらったり、接点もある」と過去の借りを明かしたが、勝負は別だ。
「戦いにくいと言えば戦いにくいけど、そこは勝負の世界なのでやるしかない」
早くも次戦へ向け、決意を示した井上。今回の試合はプレッシャーが大きかったことについて問われると、「吹っ切れた感はありますね」と言った。「今日の喜びも重圧から解放されたような、自分の中では喜びも爆発しましたし。期待に応えられたというか。皆さんがプレッシャーかけてくださるので」とジョークを交えながら語った。辿り着いた決勝。36歳の5階級制覇王者をなぎ倒し、バンタム級最強トーナメントのトロフィーを掴みに行く。
(THE ANSWER編集部)