ABEMAのインタビュー企画「おはようロバーツ」内で言及

「ABEMA」独占のインタビュー企画「おはようロバーツ」最新回が6月30日に放送され、米大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が佐々木朗希投手の現状を語った。

　ロサンゼルスにある自宅でインタビューに応じたロバーツ監督。5月に右肩の「インピンジメント症候群」と診断され、戦線を離脱している佐々木について「最近練習にプライオボールという小さなボールを使い始めた。プライオボールを使った練習やウエイトトレーニングも増やした」と近況を報告した。

「佐々木は（2023年の）WBCで投げていた時の方が、体力があった印象です。今年は以前ほどの体力がないように思う。だから再び体重を増やし、体力強化を目指している」。こう語ったロバーツ監督は、今後の復帰プランについて「リハビリをしないといけないから、おそらくマイナーに行くでしょう」とコメント。「彼がいつ復帰するかわからない。でも私の希望としては8月。8月下旬に戻ってくると期待している」とも話した。

　本拠地の試合で、佐々木はベンチから試合を見つめている。ロバーツ監督は「今、彼はベンチの端に座って、投手や他のチームの打者の様子を観察している。毎日試合を見て情報を集めている。選手やコーチとも積極的に交流している」と笑顔。復帰に向けて期待を込めた。

　放送の中では、大谷翔平投手の今季成績を「1勝、51本塁打、20盗塁」と予想。エースとして活躍している山本由伸投手には「16勝」と期待した。

　トレード移籍が注目される7月。ロバーツ監督は番組内で、オリオールズの菅野智之投手の獲得の可能性、補強したいポイントなども語っている。