ABEMAのインタビュー企画「おはようロバーツ」内で言及

「ABEMA」独占のインタビュー企画「おはようロバーツ」最新回が6月30日に放送され、米大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が今後の補強面について語った。ロサンゼルスにある自宅でインタビューに応じ、菅野智之投手らについて語っている。

　トレード期限が迫ってくる7月。優勝を目指すチームの補強が気になるところだ。動画内ではトレードが噂される6選手についてロバーツ監督に質問している。

「（アストロズ投手の）バルデスはトレードされない。（カージナルス三塁手の）アレナドは獲得できない。（エンゼルス投手の）アンダーソンは先発投手で必要ないと思う」などと次々と答えていく指揮官。2022年サイ・ヤング賞のサンディ・アルカンタラ投手には「（所属のマーリンズにとって）トレード要員だが、どこに行くかわからない」とした。

　さらに「菅野も獲らないと思う」とコメント。メジャー1年目ながら、低迷するオリオールズの中で計算できる先発投手として投げ続けているが、現時点ではドジャースが動く可能性は低そうだ。さらにカージナルス右腕のヘルズリーについても「いい選手だが、チームがプレーオフ争いの中にいるから、トレードしないと思うよ」と語った。

　では、補強したいところはどこか。「言うとするならば……投手陣、特にブルペン」とコメント。「先発はグラスノー、スネル、ロウキ（佐々木朗希）が戻ってくる」と怪我人の復帰に期待しつつ、現状ローテで回っている山本由伸、ダスティン・メイ、クレイトン・カーショーの先発陣には満足している様子だ。「もし何かをするならブルペンにもう1人の投手を入れることになる」と語った。

　ロバーツ監督は番組内で、5月に右肩の「インピンジメント症候群」と診断され、戦線を離脱している佐々木の現状についてもコメント。今後の復帰プランについて「リハビリをしないといけないから、おそらくマイナーに行くでしょう」などと語っている。