ドミトリエフ氏は連盟の決定を支持「それはすべて正しい」

　一方で今回の3人の選出を支持しているのは、ペアで2度の五輪金メダルを獲得したアルトゥール・ドミトリエフ氏。同氏の発言を伝えているのは、ロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」だ。

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「連盟はそもそも初めからロシア杯ファイナルに勝った選手が世界選手権に行くと言っていた。もし彼らが明言された規則を守ったのなら、それはすべて正しいと言うことだ」

　こう切り出し、メドベージェワの選出に納得の様子。補欠となったトゥクタミシェワ、コンスタンチノワについても、実力は遜色ないと強調しつつも「でも問題はそこではなく、私たちには5つではなく、3つしか枠がないということです」と続けている。

　同氏は「すべてはロシア杯ファイナルの結果に基づいて決定されました。もしコンスタンチノワが勝っていたら、彼女が世界選手権に行っていたでしょう」と語り、直接対決で優勝したメドベージェワを選んだ正当性を繰り返し主張していた。

　途中経過を含め、様々な議論を呼んだロシアの代表選考。騒動による影響が本人たちに出ないことを祈るばかりだ。