ヤンキース戦に「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日（日本時間19日）の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席で7試合ぶりとなる今季4号の弾丸2ランを放った。打っては3打数1安打2打点、5回には今季初盗塁にも成功し、追加点につなげて5-2の勝利に貢献。今季初のニューヨークでの試合での活躍を米実況席は「彼はユニコ―ンですよ」と興奮気味に伝えた一方で、今季のエンゼルスのホームランセレブレーションにも注目。「wow 2500ドルだって」と驚きを見せている。

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　ヤンキースタジアムに集まったニューヨーカーをどよめかせた。初回無死二塁の第1打席だ。相手の先発右腕シュミットの89マイル（約143.2キロ）のスライダーをかっ飛ばした。打球は低い弾道で右中間フェンスオーバー。昨季MVPを争ったジャッジの前でいきなり先制2ランをお見舞いした。

　打球速度116.7マイル（約187.8キロ）の一撃で、に米ニューヨーク州地元局「YESネットワーク」実況席は「彼はユニコーンですよ」などと興奮気味に伝えたが、ベンチで兜を被るエンゼルスのHRセレブレーションにも注目した。

　ピッチレポーターが「このハットは日本のWBC優勝にインスパイアされたものです。昨季、彼らはカウボーイハットを被っていました。ショウヘイ・オオタニはサムライ・ウォリアー・ヘルメットよりも良いものはないと考え、彼は日本からは2500ドル（約33万5000円）で購入しました」と情報を共有。少々事実が異なる点もあるが、実況席が「Wow。2500ドルだって」「25ドルとかじゃなくって。Wow」と興味を示すと、レポーターは「これはカブトと呼ぶようです」と日本伝統の武具を説明していた。