ヒート戦、1点差の勝利に貢献

　米プロバスケットボール（NBA）は8日、ネッツが敵地でヒートと対戦。102-101で接戦をものにした。1点ビハインドの第4クォーター（Q）残り約3秒で、ロイス・オニールが逆転シュート。直前、リバウンドで競った渡邊雄太も飛び跳ねて大喜びしたが、実際の映像にツイッター上の日本のファンからは「ナイスハッスル！」「なびーのファイトがあってこそだよね？笑」などと反響が集まっていた。

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　渡邊も直前で絡んでいた。互いに譲らず迎えた第4Q終盤だ。1点を追うネッツは3ポイントシュートのリバウンドで渡邊が競る。飛び上がり、手で触れたものの掴むことはできなかった。しかし、こぼれたボールを拾ったのはオニール。ジャンプショットを決め、残り3.2秒で102-101と逆転した。転倒していた渡邊も両手を突き上げ立ち上がり、飛び跳ねて歓喜。真っ先に殊勲のオニールと喜びを分かち合った。

　渡邊が自ら得点とはいかなかったが、相手にも渡さなかったことでそのまま勝利したネッツ。勝負を決めた瞬間の映像をチーム公式ツイッターが公開すると、日本のファンから「数字にも記憶にも残らないかもしれない、でもこういう渡邊雄太選手の身体張った事であれに繋がったってのが、一生この映像として残るわけやから、それが最高なんだよ」「ワタナビーナイスハッスル！」「ワタナビーよくボールに絡んだ！記録にはつかないけどアシストといっていいでしょう！」「渡邊雄太のハッスルに注目！」「なびーのファイトがあってこそだよね？笑」「オニール偉い！そして、ゴール下を綺麗にしたワタナビも偉い！」などと興奮の声が上がった。

　試合終盤にはスティールを2つ記録するなど、献身的なディフェンスで貢献した渡邊。試合後、自身のツイッターでは「最後の方やらかしたけどなんとか勝てた　ロイスありがと」とオニールに感謝をしていた。