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渋野日向子、時差ボケで見逃した森保ジャパン大金星に朝驚き「マジで、見れば良かった」

女子ゴルフ国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(6487ヤード、パー72)が24日、宮崎CCで開幕した。渋野日向子(サントリー)は4バーディー、1ボギーの69で3アンダー。ラウンド終了時で暫定6位につけた。前夜に放送されたサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)の日本―ドイツ戦は「時差ぼけに勝てずに見られなかった」というが、普段はサッカーの代表戦を見て勇気をもらっていることを明かした。

リコーカップ初日をプレーする渋野日向子【写真:Getty Images】
リコーカップ初日をプレーする渋野日向子【写真:Getty Images】

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ初日

 女子ゴルフ国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(6487ヤード、パー72)が24日、宮崎CCで開幕した。渋野日向子(サントリー)は4バーディー、1ボギーの69で3アンダー。ラウンド終了時で暫定6位につけた。前夜に放送されたサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)の日本―ドイツ戦は「時差ぼけに勝てずに見られなかった」というが、普段はサッカーの代表戦を見て勇気をもらっていることを明かした。


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 渋野はサッカー日本代表と同じように、後半に奮起した。前半を37で折り返すも、10番パー4は残り73ヤードの第2打をピン1メートルにつけてバーディー。11番パー5では4メートルのパットを入れてスコアを伸ばし、13番パー5、18番パー4でもバーディーを奪った。

「前半はバーディーチャンスを外したりでもったいないゴルフでしたが、後半はうまく縦距離を合わせられました。パットも決め打ちができました」

 今季出場の国内ツアーでは、4戦目にして初の好発進。同学年で同組となった原英莉花とのラウンドも「いろんな話ができて楽しめた」という。前夜は、宮崎の食も楽しんだようだが、森保ジャパンの快挙は見ていなかったという。

「(2日前に帰国し)時差ボケに勝てず、夜の9時には寝てしまいました。ただ、朝起きて勝ったとニュースで知って『マジで、見れば良かった』と思いました」

 幼少からゴルフとソフトボールをしてきた渋野は、「団体競技が好き」といい、自宅にいる時はサッカー日本代表戦もテレビで見ているという。

「違う競技でも、日本を代表する選手のプレーを見て勇気をもらっています」

 10番パー4では、小学5年生の集団に気づいて自ら近づき、「何年生?」と聞くなどしていた。

「白い帽子を被っていて、かわいらしくて癒されました」

 13番パー5では、左足下がりの難しいバンカーからの第3打をピン1メートルに寄せる技を披露。スピンも効かせた会心のショットだったといい、「もう、どや顔になりました」と声を弾ませた。ニュースで日本代表から、コースで子供たちから元気をもらった渋野は「上を向いていくだけです」とキッパリ。狙うは、昨年11月樋口久子 三菱電機レディス以来の優勝だ。

(THE ANSWER編集部)




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