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井上尚弥の「このショットを見よ、完璧だ」 ドネアを悶絶させた伝説11Rに甦る戦慄

ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF王者・井上尚弥(大橋)が優勝した2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦から7日で3年が経過した。井上が判定勝ちを飾った伝説の激闘で、ドネアがダウンを喫した11回の攻防が改めて脚光を浴びている。

2019年11月ノニト・ドネアに判定勝ちを飾った井上尚弥【写真:Getty Images】
2019年11月ノニト・ドネアに判定勝ちを飾った井上尚弥【写真:Getty Images】

海外メディア関係者がドネア戦の名シーンの映像を投稿

 ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF王者・井上尚弥(大橋)が優勝した2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦から7日で3年が経過した。井上が判定勝ちを飾った伝説の激闘で、ドネアがダウンを喫した11回の攻防が改めて脚光を浴びている。


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 7日にツイッターを更新したボクシング専門ポッドキャスト番組「トレーディング・レザー」の司会者、スティーブ・ボックスマン氏は「3年前の今日、ナオヤ・イノウエが全員一致の判定でノニト・ドネアを破り、IBFとWBAのバンタム級王座を統一した」とつづり、1本の動画を公開した。

 11ラウンドで井上が左ボディーを打ち込むと、ドネアが苦悶の表情で距離を取って膝をつく場面からスタート。さいたまスーパーアリーナが熱狂に包まれる中、立ち上がったドネアは井上に勇敢に立ち向かい、接近戦で反撃に出る。両者の激しい打ち合いでラウンド終了の鐘が鳴った。

 今も語り継がれるドネア戦の激闘で、特にインパクトを残したラウンド。ボックスマン氏は「どちらに転ぶか分からなかったモハメドアリトロフィーに値する戦いの中で、両者ともにタフネスを証明した。これがラウンド11のアクションだ」と改めて井上とドネア両者に敬意を示した。

 この年、米メディアが選ぶ「年間最高試合」を数多く獲得した名ファイト。海外のボクシングファンから改めて興奮の声が届けられている。

「ここ数年で最もお気に入りのファイト」
「なんてファイトだ」
「3年前、なんてこった」
「現実離れ」
「なんて素晴らしい戦い」
「これが3年前だなんて。昨日のことのようだよ」
「信じられない戦い」
「ナオヤ・イノウエはまさに美だ。このショットを見よ。ただただ完璧だ」

 WBSS優勝を経て、バンタム級3団体統一を達成した井上は、12月13日に4団体統一をかけてWBO王者ポール・バトラー(英国)と対戦する。

(THE ANSWER編集部)

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