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“笑顔の王者”拳四朗、前王者と再戦のV3戦で「すごい差をつけてKOで勝ちます」

プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(BMB)が17日、3度目の防衛戦に向けて都内のジムで報道陣に練習を公開し「前回との力の差をしっかりと見せて、KOで倒せる試合をしたい。パンチを当てるけど(相手のパンチは)もらわないボクシングを見てほしい」と抱負を語った。

WBC世界ライトフライ級王者の拳四朗【写真:平野貴也】
WBC世界ライトフライ級王者の拳四朗【写真:平野貴也】

井上尚弥とのダブル世界戦へ向けて練習を公開、「もらわないボクシング見てほしい」

 プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(BMB)が17日、3度目の防衛戦に向けて都内のジムで報道陣に練習を公開し「前回との力の差をしっかりと見せて、KOで倒せる試合をしたい。パンチを当てるけど(相手のパンチは)もらわないボクシングを見てほしい」と抱負を語った。


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 25日に大田区体育館で行われる試合では、前王者のガニガン・ロペス(メキシコ)と再戦する。WBAバンタム王座に挑む前WBOスーパーフライ級王者、井上尚弥(大橋)とのダブル世界戦興行で、井上が15勝(13KO)、拳四朗は12勝(6KO)。日本が誇る無敗ボクサーの揃い踏みとなる。拳四朗は、昨年末に行われた2度目の防衛戦のリング上インタビューでマイクを握り「皆さん、見ていますかー? 拳四朗です!」と叫ぶなど、笑顔で明るいキャラクターを印象付けた。今回も「生放送になって嬉しい。知ってもらうことは大事」と存在アピールの場とするつもりだ。

 ロペスとは1年ぶりの再戦になる。前回の対戦は、判定2-0の勝利。サウスポーの連打に苦しめられながら、きん差で勝利を収めた。ベルトを取り返そうと挑んで来る難敵が相手だが、父である寺地永会長は「(ベルトを)獲りに行ったとき以上に、ハッキリした決着で示しをつけたい。2度のフィリピン合宿を行って、調整は万全。素晴らしい試合を届けたい。前回は、ロペスの特長をつかみ切れていなかった。今回は、前回よりもパンチをもらうことなく、倒す機会は増えると思う」と返り討ちを宣言。特に、相手の連打に注意を払い、ステップバックで真っ直ぐ下がって捕まらないように、フットワークの注意を促し続けて対策を進めているという。

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