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大谷翔平、シーズンでのリアル二刀流起用はあるか? 指揮官が言及「全ては健康次第」

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、アリゾナ州ピオリアで行われたパドレスとのオープン戦で「1番・投手」で先発し、打撃ではマルチ安打を記録。投げては渡米後最速の101.9マイル(約164キロ)を計測するなど4回2安打1失点5奪三振と好投した。リアル二刀流の役割を完璧にこなした大谷について、マドン監督は今後の起用法について言及している。米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が報じている。

エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

マドン監督の願望は? 「全ては健康次第で、彼を出場させ続けたい」

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、アリゾナ州ピオリアで行われたパドレスとのオープン戦で「1番・投手」で先発し、打撃ではマルチ安打を記録。投げては渡米後最速の101.9マイル(約164キロ)を計測するなど4回2安打1失点5奪三振と好投した。リアル二刀流の役割を完璧にこなした大谷について、マドン監督は今後の起用法について言及している。米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が報じている。


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 リードオフマンとして、そしてスターターとして、大谷は高いレベルでやってのけた。今後の起用の幅が大きく広がる結果となったが、試合後に指揮官は出場プランについてこう語っている。

「全ては健康次第で、彼を出場させ続けたい」と願望を口にし、さらに「しかし打者と投手の両方でエリートレベルを見るだろう」と続けた。

 この日、文字通りの二人一役をこなした大谷だが、昨季はマドン監督にももどかしさがあったようだ。「昨季、彼が本塁打を打っていても、『う~ん』という感じだった」と話、「打席では常に懸念があった。そして投手として、私は現在のように安定した腕の振りができるようになるかすら、分からなかった。現在の彼の体の動きこそ、今私が楽観的である理由だ。昨季見たものとは全く違うよ」と続けた。昨季とはまるで違う姿に安堵しているようだ。

 今後もリアル二刀流での出場はあり得るのか。指揮官は「彼(大谷)は全てを考慮している」と前置きしつつ、「彼は、(将来のことを含めた)全体像を考えられる、賢い選手だと思う。彼は現在だけでなく、将来のことも考えている」とコメントしている。

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