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西田有志、ユニホームで拭った涙 初戴冠の裏で…奮い立った妻・古賀紗理那の一言「優勝する為に…」【SVリーグ決勝】

バレーボールのSVリーグは17日、横浜アリーナで男子チャンピオンシップファイナル(決勝)の第3戦が行われ、レギュラーシーズン2位の大阪ブルテオンが同首位のサントリーサンバーズ大阪に3-0(25-22、25-20、25-18)でストレート勝ち。2勝1敗として悲願の初優勝を果たした。アウトサイドヒッターの主将・西田有志は15得点で優勝に貢献し、試合後は涙。その裏には女子元日本代表の妻・古賀紗理那さんの献身的なサポートがあった。

悲願の初優勝を果たした主将・西田有志【写真:アフロスポーツ】
悲願の初優勝を果たした主将・西田有志【写真:アフロスポーツ】

SVリーグ男子チャンピオンシップファイナル

 バレーボールのSVリーグは17日、横浜アリーナで男子チャンピオンシップファイナル(決勝)の第3戦が行われ、レギュラーシーズン2位の大阪ブルテオンが同首位のサントリーサンバーズ大阪に3-0(25-22、25-20、25-18)でストレート勝ち。2勝1敗として悲願の初優勝を果たした。アウトサイドヒッターの主将・西田有志は15得点で優勝に貢献し、試合後は涙。その裏には女子元日本代表の妻・古賀紗理那さんの献身的なサポートがあった。

 黄金の左手が火を噴いた。

 第3セット、チャンピオンシップポイントを握った24-18。「狙いに行くしかない」。西田が強烈なサービスエース。初優勝を決め、青く染まるスタンドに向かって何度も拳を突き上げ、雄たけびを上げた。チーム2位となる15得点をマーク。王者サントリーのブロックをものともせず、強烈なスパイクを何度も叩き込み、アタックの成功率は70.59%を数えた。

「今日やっと自分たちのやってきたことに対して、自信を持てる結果が出せたかな」。昨季はレギュラーシーズン1位で突破しながら、ファイナル準決勝で敗退。この決勝は先勝を許し、後がない状況から連勝で悔しさを晴らした。試合後にユニホームで目元を覆い、人目をはばからず涙を流す姿は、今シーズンの苦悩を物語っていた。

 元女子日本代表の妻・紗理那さんとの間に昨年12月、第1子が誕生。生活環境は大きく様変わりした。西田は「もちろん自分でも育児をできる限りはしますけど、必ずしも全部ができるわけではなかった」と本音を吐露した。

 競技と子育ての両立の難しさを感じていた時。バレー界の先輩でもある妻から声をかけられた。「優勝する為に必要なことをやった方がいいよ」。この一言に「結果で返すしかない」と奮起した26歳は、ファイナルの舞台でも躍動した。

 3試合で計49得点とエースたるゆえんを証明。コート上の記念撮影では、観戦に駆け付けた紗理那さんと笑顔を並べ、喜びを分かち合った。この経験を「美談にするつもりはない」とキッパリ。その上で「妻の力がない限り自分も、このコンディションやパフォーマンスはなかったと思う」と姉さん女房に感謝を込める。

 Vリーグ時代を含め、7シーズンぶり7度目の優勝を果たした大阪ブルテオン。チャンピオンシップMVPも受賞した西田は、今後の目標について「自分が見据えているのはロス五輪でメダルを取ることなので。そこに向けて自分のパフォーマンスを全て向上させるだけ」とコメント。パリ五輪以降、一時休養していた代表に再び選ばれている。父となり、SVリーグ王者の称号を力に変え、再び世界の舞台で輝きを放つ。

(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)



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