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日本をプロ生活のスタートに選んだ23歳 カナダ代表が大阪で体感した「両耳を覆う」ほどの熱気

カナダ代表のヴァルガは2026-27シーズンから東レでプレーする【写真:中戸川知世】
カナダ代表のヴァルガは2026-27シーズンから東レでプレーする【写真:中戸川知世】

東レOBに連絡「みんな可能なら100%戻りたいと」

「日本のリーグに行ける可能性があるなんて、少し驚きました。ずっと夢ではありましたが、まさかこんなに早い段階でこのリーグに入れるなんて思ってもいませんでした」

 契約を結ぶ前には、東レでプレー経験のある複数の選手に連絡を取った。「みんなから良いフィードバックを得たんです。彼らはとても気に入っていて、可能なら100%戻りたいって話していました」。観客は熱心。環境もいい。選手としても成長できる。「僕にとって全てが揃っていました」。未踏だった極東の国に恐れず飛び込むことを決めた。

 SVリーグの開幕は10月で、日本への引っ越しはまだこれから。「めちゃくちゃ暑いですね。この暑さは予想していませんでした。でも、涼しくなる時期もありますよね?」と少し不安げ。今が一番暑い時期だと聞くと「よかった」と安堵の笑みをこぼした。

 日本代表とは、VNL大阪大会前の7月10日にも沖縄で親善試合を戦い、1-3で敗れた。2度の敗戦でどんな印象を受けたのか。

「全ての側面で非常に技術が高いですね。ブロックで倒せると思ったら、とてもうまくボールを拾うし、サーブレシーブで太刀打ちできると思ったら、うまくアタックしてくる。だから早めに主導権をとって、うまくやりこなし、全ての面を封じないといけないチームです。そうしないと別の得点方法を見つけてきますから」

 予選ラウンドでフルセット6戦6勝だった日本と対照的に、カナダはフルセット7戦全敗と、あと一歩で力尽きる試合が目立った。アルゼンチン代表のルチアーノ・パロンスキー(サントリー)は、日本製鉄堺で2024-25シーズンを過ごした後、SVリーグで学んだことに「Never Give Up」の精神を挙げた。異国でプロキャリアをスタートさせるヴァルガにとっても、学びの多いシーズンになるはずだ。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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