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ゴルフのコラム一覧

  • 女子ゴルフ双子V・岩井姉妹を支えた「地元練習場」の62歳 小3から知る2人の「優勝争い」を予言

    2023.04.17

    女子ゴルフのKKT杯バンテリンレディスオープン(熊本空港CC)は16日、20歳・岩井明愛のツアー初優勝で幕を閉じた。昨季は妹の岩井千怜(ともにHonda)が2勝しており、男女を通じて史上初の双子によるレギュラーツアーVを果たした。2人を小学3年から指導してきた62歳の永井哲二コーチは、1つの壁を突破した明愛がさらに強くなること、姉妹での優勝争いが近い将来に現実となることを予測した。(取材・文=柳田 通斉)

  • 「最低1000万円かかる」 テスト不合格の女子ゴルフ25歳、欧州挑戦前に資金不足の壁

    2022.12.30

    2023年シーズン、欧州女子ゴルフツアーに参戦することになった識西諭里(おにし・ゆり)は今、資金集めに動いている。7度目の受験だった国内プロテストは最終で不合格。米ツアー最終予選会の落選を経て、欧州女子ツアー最終予選(QS)をボーダーライン上の通算3アンダー、17位タイでクリアした。ようやく手にしたツアー出場権だが、動く範囲は欧州に加え、アフリカ、米国、アジアに及ぶため、「最低でも経費で1000万円はかかる」と考えている。8度目のプロテスト受験も念頭に置く25歳の思いを聞いた。(取材・文=柳田 通斉)

  • 「30代の活躍が当たり前の時代が来る」 新世代に抗う女子ゴルフ34歳菊地絵理香の努力

    2022.11.30

    女子ゴルフの今季国内ツアーは、27日までのJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC)で全日程を終えた。今季も24歳以下の若手が多く活躍したが、ベテランの奮起も出立つシーズンだった。30代の優勝者は6人。その1人、菊地絵理香(ミネベアミツミ)の「執念と覚悟」に迫った。(取材、文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 女子ゴルフで生まれた「通算+35」の深層 首の寝違えから“スイングの沼”に陥るまで

    2022.11.28

    女子ゴルフの今季国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは27日、首位で出た年間女王の山下美夢有(加賀電子)が優勝を飾り、幕を閉じた。一方で、同学年の西郷真央(島津製作所)は大会ワーストコース記録の通算35オーバーの最下位で終了。今季は開幕戦でツアー初優勝を飾り、序盤は出場10試合5勝。7月の海外メジャー・エビアン選手権では3位に入っただけに衝撃的な結果だった。原因は本人も認めた「第1打の恐怖」。今季の最終ラウンドを終えた後は、スイングに悩んできたことを告白した。以下はその一問一答で、ツアー通算6勝でスランプ経験者の天沼知恵子は「まずは、体と心の状態を整えては」と提案した。 (取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 11年ぶりV藤田さいき支えた所属先社長 「勝ってほしい」のに生中継を見なかった理由

    2022.11.22

    20日まで行われた女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスでは、藤田さいき(チェリーゴルフ)が11年35日ぶりのツアー通算6勝目を飾った。22日に37歳となったベテラン。1988年のツアー制施行後では、史上2番目のブランク優勝だった。藤田を支えてきた一人が所属先であるチェリーゴルフの南野剛之社長。元PL学園野球部で49歳の南野さんは、藤田がすさまじい努力してきたことを知る。勝ってもらいたい一心で意外な行動に出ていた。(文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 藤田さいき、涙ながらに感謝した夫の献身11年 包丁も持たせず、遂に果たしたV記念撮影

    2022.11.21

    女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは20日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で最終日が行われ、1打差の2位で出た36歳の藤田さいき(チェリーゴルフ)が4バーディー、ボギーなしの67の通算21アンダーで優勝した。2017、19年賞金女王の28歳・鈴木愛(セールスフォース)を逆転し、11年35日ぶりのツアー通算6勝目。1988年のツアー制施行後では、史上2番目のブランク優勝となった。会見では、長く側で支えてくれた1歳上の夫・和晃さんへの感謝を涙ながらに語った。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田通斉)

  • 11年ぶりV藤田さいきを支えた亡きキャディー「ピヨさん」の言葉 「絶対に治すから」

    2022.11.21

    女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは20日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で最終日が行われ、1打差の2位で出た36歳の藤田さいき(チェリーゴルフ)が4バーディー、ボギーなしの67の通算21アンダーで優勝した。2017、19年賞金女王の28歳・鈴木愛(セールスフォース)を逆転し、11年35日ぶりのツアー通算6勝目。1988年のツアー制施行後では、史上2番目のブランク優勝となった。

  • 入れ替わりの激しい女子ゴルフ界 時代の変化に適応し続ける36歳上田桃子の「凄み」

    2022.11.14

    女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは13日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で最終日が行われた。強い風と雨で上位勢は耐える展開になり、山下美夢有(加賀電子)の優勝スコアは通算12アンダーに。1994年の第14回大会から同コースで開催されているが、今年は第2日まで「伸ばし合い」となり、3日間競技で「カットライン=2アンダー」は今季4度目。要因はツアー全体のレベルアップで、それに対応していく36歳上田桃子(ZOZO)の“凄さ”を再確認した大会となった。(取材、文=THE ANSWER編集部・柳田通斉)

  • 少数派の大卒プロテスト受験者 5度目にして合格した26歳高野あかり、2つの「やっと」

    2022.11.11

    国内女子ゴルフツアーが活況を呈する中、今年も8月から日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテストが実施された。今月1~4日には、茨城・大洗GCで最終プロテストが行われ、18位タイまでの計20人が合格者となった。1次予選からの総受験者数は、計649人で3.08%の超難関。そして、突破に至るまでには、それぞれのドラマがある。5度目受験の高野あかりは6位で合格。少数派の大卒受験者、遅咲きの26歳に今の思いを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 4度目受験でプロテスト合格 22歳皆吉愛寿香、1年前の1次予選落ちから劇的成長の理由

    2022.11.09

    国内女子ゴルフツアーが活況を呈する中、今年も8月から日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテストが実施された。今月1日から4日間、茨城・大洗GCで最終プロテストが行われ、18位タイまでの計20人が合格者となった。1次予選からの総受験者数は計649人で、合格率3.08%の超難関。4度目の受験となった22歳・皆吉愛寿香(みなよし・あすか=鹿児島高牧CC)は、18位で合格を果たした。21年度テスト1次不通過から、劇的な成長を見せて悲願成就。経済的に苦しかった4年間、家族との絆、成長の過程、ラウンド後に合格を知るまでの動きを聞いた。(取材、文=THE ANSWER編集部・柳田通斉)

  • 女子ゴルフの2位は「月曜から悔しさ増す」 優勝が近くて遠い藤田さいき、吉田優利らの渇望

    2022.11.08

    女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック(滋賀・瀬田GC北C)は6日、ジェマ・ドライバーグ(英国)の米ツアー初優勝で幕を閉じた。今季、惜しくも優勝を逃してきた永井花奈(デンソー)は2位、吉田優利(エプソン)は8位、藤田さいき(チェリーゴルフ)は14位と上位に名を連ねた。今季国内ツアーは残り3試合。勝ってシーズンを終えたいプロたちの思いと行動をまとめた。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 愚直に努力する渋野日向子に必要な自信 スランプ経験者の先輩・宮里藍に聞きたいこと

    2022.11.07

    女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック(滋賀・瀬田GC北C)は6日、ジェマ・ドライバーグ(英国)の米ツアー初優勝で幕を閉じた。64位で終えた渋野日向子(サントリー)は、今季国内ツアーでの戦いを終了。出場した計3試合を取材した記者が、渋野の立ち位置、マインドを考察した。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 天才少女と呼ばれた金田久美子、33歳の復活V “もう一度、戦える体”を作った2人の存在

    2022.11.01

    女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス最終日(埼玉・武蔵丘GC)は10月30日、33歳・金田久美子(スタンレー電気)が11年189日ぶりにツアー2勝目を飾り、幕を閉じた。1988年のツアー施行後、最長ブランク優勝。その復活劇を支えたトレーナーは、ツアー通算6勝の天沼知恵子(IMPACT A BODY)と競泳のオリンピアンだった。天沼に、体作りのサポートをした経緯とオリンピアンとの出会いを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 渋野日向子が他選手のミスを期待しない理由 1年経っても変わらぬ「一緒に頑張ろう」の心

    2022.10.31

    女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス最終日(埼玉・武蔵丘GC)は33歳・金田久美子(スタンレー電気)の11年189日ぶり、1988年のツアー施行後の最長ブランク優勝で幕を閉じた。今季から米ツアーを主戦場にし、5か月ぶりの国内参戦となった渋野日向子(サントリー)は9位。最終日には68をマークし、バーディーと笑顔で大勢のギャラリーを喜ばせた。そして、あらためて渋野の「人柄」と「思い」を感じた大会となった。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • “天才少女”金田久美子も陥ったスランプ 感覚頼りだったトッププロが理論に向き合う時

    2022.10.31

    女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス最終日(埼玉・武蔵丘GC)は30日、33歳・金田久美子(スタンレー電気)の11年189日ぶり、1988年のツアー施行後の最長ブランク優勝で幕を閉じた。深刻なスランプを乗り越えての2勝目だったが、会見では「感覚でゴルフをやっていたのに、感覚を失った時期もあった」と明かした。そして、さまざまなアドバイスを受けてきたという。世界ランキング日本勢最高位の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)も、コーチのアドバイスで初めて知る「スイング理論」があったことも口にした。トッププロが「理論」に向き合うタイミングと理由について考察した。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 岩井千怜は「背中」、竹内美雪は「左目」 女子ゴルファーの言葉に感じたヒントの数々

    2022.10.25

    23日まで行われた女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースは、19歳ルーキー・川崎春花(フリー)のツアー2勝目で幕を閉じた。今大会の取材を通じ、出場者から一般ゴルファーにとっても「ためになる話」がいくつか聞けた。ショットの際に「背中」「左目」など選手がそれぞれに意識し、工夫しているポイント。その一部を紹介する。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田通斉)

  • プレーオフの可能性あった佐藤心結 練習を止め、川崎春花の2勝目を見届けた理由とは

    2022.10.24

    23日まで行われた女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディース(兵庫・マスターズGC)では、19歳新人・川崎春花(フリー)が通算15アンダーで6週ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。同学年の佐藤心結(ニトリ)は、1打差で2位。クラブハウスリーダー(ラウンド終了時で最も良いスコアの選手)として、プレーオフに備えてパッティング練習をしていたが、川崎が最終18番パー4に入るとパターをゴルフバッグにしまった。その理由とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 女子ゴルフ岩井姉妹、活躍の裏に地元練習場の61歳 コーチ契約じゃない“心のオアシス”

    2022.10.18

    16日まで行われた女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース(千葉・東急セブンハンドレッドC)は、古江彩佳(富士通)の大会連覇で幕を閉じた。20歳のルーキー岩井明愛(あきえ)は、最終日に7バーディー、ボギーなしの65で回り、通算15アンダーで2位。双子の妹・千怜(ちさと、ともにHonda)との史上初の双子姉妹によるツアー優勝は持ち越されたが、来季シード権獲得に大きく前進した。活躍の裏には、幼少期から姉妹を見守ってきた男性のサポートがあった。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

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