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女子ゴルフ界の新ヒロイン、22歳・吉澤柚月が飛躍した「3つの要因」 7試合で4500万円獲得…抜群パットの秘訣

数字で分かる「パッティング」の進化

 出場19試合中18試合予選落ちを喫したルーキーイヤーの2024年は、平均パット数(パーオンホール)は1.8983(規定ラウンド数不足でランク対象外)で、3パット率4.8433%。昨季は1.8141(34位)で3パット率は3.1008%(27位)、今季は大東建託・いい部屋ネットレディスまでが1.7799(6位)で、住友生命Vitalityレディス 東海クラシックまでが1.7611(5位)。3パット率は2.6190(17位)に激減している。

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「パット イズ マネー」は、プロゴルフ界の共通語。吉澤自身はパットが決まるようになった理由について、「以前は距離感、ライン読みとかいろんなものを一緒に考えてゴチャゴチャになっていました。それを昨年の途中から距離感だけに絞って練習するようにしたんです。それで、『自分はジャストタッチで打つタイプ』と理解できてから良くなってきました」と振り返っている。

 夏場以降に強いことも特徴だ。キャリアの浅い選手はシーズンの疲れが蓄積し、夏場に体重が減り、調子を落とす傾向にある。だが、吉澤は「晩御飯は必ずご飯大盛り」の食欲で体重とコンディションを維持。昨季と同様に夏場からランキングを上げている。

 技(パット)、体(コンディション)の充実に伴い、メンタルの強さも見せている。ソニー日本女子プロゴルフ選手権では第3日を終えた後の「(格上選手に)食らいつく」を有言実行した。大勢のギャラリーを前にしても、緊張することはないという。

 タテ振りが特徴のスイングについては、レジェンドの岡本綾子がソニー日本女子プロゴルフ選手権のU-NEXT中継で「素晴らしいテークバック」と称賛。住友生命Vitalityレディス 東海クラシックの際は、ツアー8勝の山崎千佳代が「自信だと思います。自然と体が揺らがない。心拍数が上がらないとか」などと語っている。

 今季ツアーは残り10試合。実力、人気の両面で急上昇の吉澤は、各ランキングをどこまで上げるのか、現在7757万9565円の獲得賞金は1億円を突破するのか。本人も「毎試合上位で戦うことを目指していきたいです」と話しており、今後はツアーの目玉として注目度が高まりそうだ。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)

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